第一話『弱きハンター』
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「二葉、お前はいくつになった。」
「はい!お父様、二葉は十になりました。」
「頃合いだな。」
「そうですね。」
二葉の父と母は楽しそうに笑い、谷から見える村を指差す。
「この村はバサラ村と言って、強いハンターが揃う村だ。」
「村人は良い人ばかりです、何かあったら助けてくれましょう。」
「そうですか!」
興味津々に目を輝かせ、崖に近づいた二葉を父が突き落とした。
ドンッ!!
「と言う事で、二葉、お前はこの村で暮らせ。」
「この村で狩場家に恥じぬハンターになるのですよ。」
「ああ、そうだ、お供としてこいつらをやる、まだまだ未熟者達だが、お前には丁度良い、共に強くなれ。」
そして、父は落ちて行く二葉に向け、二匹のアイルーを放る。
「「ニャニャッ!?」」
「おとぉさまぁああああ!!おかぁさまぁああああ!!」
「強くなれ、二葉!!この父、母よりも強く!!」
「最強のハンターになるのですよ。」
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