｢隣のヤツはどんなやつやった？！なんでもいいから教えてくれ！｣
｢男にしては華やかで綺麗な顔立ちだった。｣
｢なんか俳優さんみたいだったよね、おじさん｣
｢遥…どうしたんだ…こんな所まで来て…｣
｢おじさんが心配で見に来たんだよ。また変なことに巻き込まれてないかってね。それよりゆみさんの話聞きたいんだよね？真島のおじさん｣
｢なんでもいい。教えてくれ。｣
｢ゆみさん恋人の『慎之介さん』と楽しそうにデートしてたよ。ちょっとしか話してないけど私の高校の近くに住んでるって言ってた。タワマンだっけ？夜景が宝石箱みたいって言ってたなぁ…｣
｢遥チャン、桐生チャン、すまん！おおきに！｣
｢あ…行っちゃった…あ、おじさん今日は肉じゃがだよ｣
｢そうか。それは楽しみだ。いつもすまないな遥。｣