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1章
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「はぁ…最悪」
なんであの時、よりによって
銀髪ゲロ侍に助けを求めてしまったんだろう。
今更悔やんでも仕方がないことは分かっているが
「悔やんでも悔やみきれないよ!!」
「つってもよぉ、俺が吐いたのって琴音のせいじゃね?」
トホホとでも言うような笑顔を浮かばせながら
酒を次々と胃に流し込む銀さん。
(自分のことを銀さんって何度も言うから、銀髪ゲロ侍の名前は銀さんらしい。多分。)
「まぁ…そうかもね」
そう言って、私もアルコール度数が比較的低いお酒が入ったグラスを見つめる。
武州に帰ることが出来ない私を見兼ねてなのか、
銀さんの行きつけらしい居酒屋に半ば強制的に連れて来られた。
多分、同棲中の彼女に怪しまれる前に
家から私を出したかった様な雰囲気を出していたけど
今思えば、絶対彼女いなさそう。
神に誓って言えるよ。
しかし、お揃いの着流しを着た2人がカウンター席に座ってると
店主の親父と目が会うたびニッと微笑み返してくるから
体がかあっと燃えるように恥ずかしくなる
「おい、もう酒回ってんのかよォ」
肩に手を回して、今にでもサライを歌い出しそうな
酔っ払い特有のダル絡みを始める銀さんを無視して
武州行きの始発を調べる
9:30ね。おっけいおっけい。
姉上怒ってるかなぁ、大丈夫だよね。
…きっと。
「…っつーか、お前って何歳?」
顔を真っ赤にさせながら、焼酎臭い声で問いかけて来る銀さんに
「え、17。」
と答えると
一気に青ざめた顔になる銀さん。
「…ブハッ、じゅ、じゅうしちィ!?」
思わず焼酎を吹き出して、そう発狂すると
私を肩に担いで店を猛ダッシュで出る
…あれ、お勘定は大丈夫?
なんであの時、よりによって
銀髪ゲロ侍に助けを求めてしまったんだろう。
今更悔やんでも仕方がないことは分かっているが
「悔やんでも悔やみきれないよ!!」
「つってもよぉ、俺が吐いたのって琴音のせいじゃね?」
トホホとでも言うような笑顔を浮かばせながら
酒を次々と胃に流し込む銀さん。
(自分のことを銀さんって何度も言うから、銀髪ゲロ侍の名前は銀さんらしい。多分。)
「まぁ…そうかもね」
そう言って、私もアルコール度数が比較的低いお酒が入ったグラスを見つめる。
武州に帰ることが出来ない私を見兼ねてなのか、
銀さんの行きつけらしい居酒屋に半ば強制的に連れて来られた。
多分、同棲中の彼女に怪しまれる前に
家から私を出したかった様な雰囲気を出していたけど
今思えば、絶対彼女いなさそう。
神に誓って言えるよ。
しかし、お揃いの着流しを着た2人がカウンター席に座ってると
店主の親父と目が会うたびニッと微笑み返してくるから
体がかあっと燃えるように恥ずかしくなる
「おい、もう酒回ってんのかよォ」
肩に手を回して、今にでもサライを歌い出しそうな
酔っ払い特有のダル絡みを始める銀さんを無視して
武州行きの始発を調べる
9:30ね。おっけいおっけい。
姉上怒ってるかなぁ、大丈夫だよね。
…きっと。
「…っつーか、お前って何歳?」
顔を真っ赤にさせながら、焼酎臭い声で問いかけて来る銀さんに
「え、17。」
と答えると
一気に青ざめた顔になる銀さん。
「…ブハッ、じゅ、じゅうしちィ!?」
思わず焼酎を吹き出して、そう発狂すると
私を肩に担いで店を猛ダッシュで出る
…あれ、お勘定は大丈夫?