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1章
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張り切って挑んだ人生ゲームだったが
意外にも、あっさりと負けてしまった。
一瞬でも勝てるかもしれないと思った私が憎い…
「ガッハッハッ!!俺に勝とうざ100年はえーわ!」
「いやいや、今まで散々負け続けてた人はどこのどいつですか」
「あ?ドイツ人?」
野々村議員のように、片耳に手をあてて私に聞き返してくる
銀さんに無性に腹が立つが
ガン無視を決め込んで
さっさと人生ゲームを片付け始める
「勝者は敗者に1つ命令できんだよなァ」
「え?」
そういえば、そんな変なルールがあったんだっけ…か…?
なかったような気もするけど
あったような気もしなくはない。
あったような気がしてくるが、
なかったと願いたい。
「そ、そんなルール知らないよ。もうこんな時間だし!私はお先に眠りについちゃおっかな~!!」
全身から冷や汗が流れるのを感じながら
人生ゲ―ムを片付け終わり
一足お先にソファから立ち上がると
「…まー大したことじゃねェけどさ」
そう言いながら、顔をあげる銀さんと視線がぶつかり
何とも言えない空気が私たちの間に充満していくのが分かる
そう考えているのは、多分…というか絶対
私だけなんだろうけど。
ここにいては危険だと本能的に察し
戦闘態勢を取りつつ、銀さんの顔色をうかがいながら
隣の部屋へと逃げこむ
しかし、
「オイオイ!銀さん今話してるでしょうが!」
焦りながらそう言い放つ銀さんに
後ろから腕を掴まれ、もう逃げる所が無くなってしまった。
「人が話してる時は、ちゃんと相手の目ェ見て聞けって小さい時に教わんなかったのかよコノヤロー。」
そう言う銀さんこそ、
人に話をする時は鼻をほじるなコノヤロー。
意外にも、あっさりと負けてしまった。
一瞬でも勝てるかもしれないと思った私が憎い…
「ガッハッハッ!!俺に勝とうざ100年はえーわ!」
「いやいや、今まで散々負け続けてた人はどこのどいつですか」
「あ?ドイツ人?」
野々村議員のように、片耳に手をあてて私に聞き返してくる
銀さんに無性に腹が立つが
ガン無視を決め込んで
さっさと人生ゲームを片付け始める
「勝者は敗者に1つ命令できんだよなァ」
「え?」
そういえば、そんな変なルールがあったんだっけ…か…?
なかったような気もするけど
あったような気もしなくはない。
あったような気がしてくるが、
なかったと願いたい。
「そ、そんなルール知らないよ。もうこんな時間だし!私はお先に眠りについちゃおっかな~!!」
全身から冷や汗が流れるのを感じながら
人生ゲ―ムを片付け終わり
一足お先にソファから立ち上がると
「…まー大したことじゃねェけどさ」
そう言いながら、顔をあげる銀さんと視線がぶつかり
何とも言えない空気が私たちの間に充満していくのが分かる
そう考えているのは、多分…というか絶対
私だけなんだろうけど。
ここにいては危険だと本能的に察し
戦闘態勢を取りつつ、銀さんの顔色をうかがいながら
隣の部屋へと逃げこむ
しかし、
「オイオイ!銀さん今話してるでしょうが!」
焦りながらそう言い放つ銀さんに
後ろから腕を掴まれ、もう逃げる所が無くなってしまった。
「人が話してる時は、ちゃんと相手の目ェ見て聞けって小さい時に教わんなかったのかよコノヤロー。」
そう言う銀さんこそ、
人に話をする時は鼻をほじるなコノヤロー。
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