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1章
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結局、勲兄に連れて来られたのは
ネオン看板が、夜の歓楽街で一際目立つ
『スナックすまいる』というお店だった。
お店に入り、席に案内されると
勲兄のお気に入りであろう女の人が奥の方からやってきた
「まぁ、近藤さんったら、動物園の檻から出て来たんですか?」
「エェェ!俺一回も檻に入った事ないですよ!…まぁ、お妙さんと言う檻だったら、一生入りますけどねっ☆」
「ドンペリ1本追加でお願いします」
顔を真っ赤にさせながら、意味の分からない事を永遠と喋る勲兄と
綺麗な顔とは正反対に悪魔のような目で
ドンペリを次々と頼む女の人。
…こっ、こわい。
キャバクラの闇を見てしまった気がする。
恐怖を感じながら、勲兄と女の人の会話を眺めていたら
急に太ももをギュッとつねられる
「…いったあぁっぁぁ!!ちょ、ちょっと力加減おかしいよ?今の絶対肉ちぎりにきたよね!?」
隣に座る総兄に訴えると
何事も無かったかのように、私のグラスに酒を注いでくる
「…あれれー総悟くん、どうしたのかな?」
私がアルコール度数の低いお酒しか
飲めないのを知っているくせに
テーブルの上にあるお酒の中で
一番アルコール度数が高い酒を、注いでくる。
これを
アルコールハラスメントっていうんだよ、総悟くん。
それもこのお酒、お猪口とかで
少しずつ飲むお酒だよね?
なんで、ジョッキに注いでくるの?
「ほら、のめよ」
そう言いながら
意地の悪い微笑みを口元に浮かべるコイツ。
「え~なに?総兄飲みたいの?」
「は?なに?聞こえない。」
いやいやいやいや、コイツ120%聞こえてる顔だよ!
そんな私たちのやりとりを見ていたのか、
急に、原田さんが立ちあがって
「オォォオッ!琴音ちゃんがいっき飲みするぞォ!」
とか言い出し、
周りの隊士も盛り上がる始末。
なに、ここ。男子高校??
真選組の常識人の山崎さんに助けを訴えるが、
総兄の言うことには逆らえないらしい。
表情からそう感じた。
「こりゃ、飲むしかないよなァ?」
そう、冷ややかに嘲笑う悪魔。
ネオン看板が、夜の歓楽街で一際目立つ
『スナックすまいる』というお店だった。
お店に入り、席に案内されると
勲兄のお気に入りであろう女の人が奥の方からやってきた
「まぁ、近藤さんったら、動物園の檻から出て来たんですか?」
「エェェ!俺一回も檻に入った事ないですよ!…まぁ、お妙さんと言う檻だったら、一生入りますけどねっ☆」
「ドンペリ1本追加でお願いします」
顔を真っ赤にさせながら、意味の分からない事を永遠と喋る勲兄と
綺麗な顔とは正反対に悪魔のような目で
ドンペリを次々と頼む女の人。
…こっ、こわい。
キャバクラの闇を見てしまった気がする。
恐怖を感じながら、勲兄と女の人の会話を眺めていたら
急に太ももをギュッとつねられる
「…いったあぁっぁぁ!!ちょ、ちょっと力加減おかしいよ?今の絶対肉ちぎりにきたよね!?」
隣に座る総兄に訴えると
何事も無かったかのように、私のグラスに酒を注いでくる
「…あれれー総悟くん、どうしたのかな?」
私がアルコール度数の低いお酒しか
飲めないのを知っているくせに
テーブルの上にあるお酒の中で
一番アルコール度数が高い酒を、注いでくる。
これを
アルコールハラスメントっていうんだよ、総悟くん。
それもこのお酒、お猪口とかで
少しずつ飲むお酒だよね?
なんで、ジョッキに注いでくるの?
「ほら、のめよ」
そう言いながら
意地の悪い微笑みを口元に浮かべるコイツ。
「え~なに?総兄飲みたいの?」
「は?なに?聞こえない。」
いやいやいやいや、コイツ120%聞こえてる顔だよ!
そんな私たちのやりとりを見ていたのか、
急に、原田さんが立ちあがって
「オォォオッ!琴音ちゃんがいっき飲みするぞォ!」
とか言い出し、
周りの隊士も盛り上がる始末。
なに、ここ。男子高校??
真選組の常識人の山崎さんに助けを訴えるが、
総兄の言うことには逆らえないらしい。
表情からそう感じた。
「こりゃ、飲むしかないよなァ?」
そう、冷ややかに嘲笑う悪魔。