名前を変更して読んでください
第一章
名前を変換してください
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
薄暗い倉庫内。
武器密売の証拠を押さえるため、ひとりで先行して潜入していた#名前#は、物音に眉をひそめた。
「……誰かいる?」
隠れるように進みながら、記録用の伝書鳩を飛ばそうとした、その時。
「見つけたぞ、海軍の女」
背後から襲い掛かってきた男に、反射的に体をひねる。
けれど、複数の敵に囲まれていることに気づくのが、ほんの一歩遅かった。
「チッ……数、多すぎ」
武器に手をかけようとした瞬間――氷の冷気が空気を裂いた。
「“アイス塊(アイスタイム)”」
バリィン、と鈍い音を立てて、男たちが一斉に凍りつく。
「……まったく、目離すとすぐコレだ」
聞き慣れた、気だるげな声。
振り返ると、そこには片手をポケットに突っ込んだクザンが、サングラス越しにこちらを見下ろしていた。
「……助かった。けど、なんでここに?」
「おつるさんに言われたんだよ。“あの子、ちょっと無理する癖あるから、見といてあげなさい”ってさ」
「……心外。そんな無理してない」
「へぇ?さっき背中、撃たれそうだったけど?」
「……うるさい」
#名前#はそっぽを向いたが、クザンが自分の前に立ってくれていたその背中の大きさと、ふだんのふにゃっとした態度からは想像できない、敵を一瞬で片づけた力に、胸が少しだけ高鳴っていた。
「……ありがと、クザン」
「……あー、もう一回言って?」
「調子乗るな」
「へいへい。でもさ――君のその顔、けっこうレアで悪くない」
「……は?」
「ちょっと照れてる?ふふ、やっぱ可愛いとこあるね、#名前#ちゃん」
「……撃つよ」
クザンは肩をすくめながら笑った。
その笑顔が、いつもより少しだけやさしく見えて――
#名前#は無意識に、目を逸らすしかなかった。
武器密売の証拠を押さえるため、ひとりで先行して潜入していた#名前#は、物音に眉をひそめた。
「……誰かいる?」
隠れるように進みながら、記録用の伝書鳩を飛ばそうとした、その時。
「見つけたぞ、海軍の女」
背後から襲い掛かってきた男に、反射的に体をひねる。
けれど、複数の敵に囲まれていることに気づくのが、ほんの一歩遅かった。
「チッ……数、多すぎ」
武器に手をかけようとした瞬間――氷の冷気が空気を裂いた。
「“アイス塊(アイスタイム)”」
バリィン、と鈍い音を立てて、男たちが一斉に凍りつく。
「……まったく、目離すとすぐコレだ」
聞き慣れた、気だるげな声。
振り返ると、そこには片手をポケットに突っ込んだクザンが、サングラス越しにこちらを見下ろしていた。
「……助かった。けど、なんでここに?」
「おつるさんに言われたんだよ。“あの子、ちょっと無理する癖あるから、見といてあげなさい”ってさ」
「……心外。そんな無理してない」
「へぇ?さっき背中、撃たれそうだったけど?」
「……うるさい」
#名前#はそっぽを向いたが、クザンが自分の前に立ってくれていたその背中の大きさと、ふだんのふにゃっとした態度からは想像できない、敵を一瞬で片づけた力に、胸が少しだけ高鳴っていた。
「……ありがと、クザン」
「……あー、もう一回言って?」
「調子乗るな」
「へいへい。でもさ――君のその顔、けっこうレアで悪くない」
「……は?」
「ちょっと照れてる?ふふ、やっぱ可愛いとこあるね、#名前#ちゃん」
「……撃つよ」
クザンは肩をすくめながら笑った。
その笑顔が、いつもより少しだけやさしく見えて――
#名前#は無意識に、目を逸らすしかなかった。