第二章
夢小説設定
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「……で、任務は無事終了と。2人ともご苦労さん」
おつるは報告書に目を通しながら、ちらりとクザンに目をやる。
「#名前#の腕の様子はどうだい?」
「ああ……包帯だけで済んだよ。念のために医務室にも寄らせたけど、問題ないってさ」
「ふーん……」
「……なんだよ、その目」
「クザン、あんた珍しく……本気で焦った顔してたって、モモが言ってたわよ?」
「……っ!?」
クザンは椅子ごと体をのけぞらせた。
「そ、そんなこと、彼女……本人が?」
「ええ、ちょっと照れてたわね。“あんな顔、初めて見ました”って」
「……チッ、余計なことを……!」
「へぇ、珍しいこともあるもんだ。そんな顔するアンタあたし初めて見たよ。ガープに報告しようかねぇ」
おつるの微笑みが、まるで鋭利なナイフのように心をえぐってくる。
クザンは軽く額に手を当ててため息をついた。
「……オレさ、気づいたら見ちまうんだよ、あいつのこと」
「気づいたら、ねぇ」
「任務中もそう。…近くにいると安心するし、離れてると妙に落ち着かなくなる」
「それってもう、“好き”だと言ってるようなもんじゃないか」
「……言ってねェよ」
「じゃあ、言ったほうが早い。バカだねぇ…」
クザンが思わずむっとした顔をすると、おつるはけらけら笑って椅子を立った。
「ま、背中を押す気はないけど――邪魔する気もないから、勝手にしなさいな。
ただひとつ忠告。あの子、恋に慣れてないから、あんたの中途半端な態度に揺れるわよ?」
「……わかってるよ」
その返事は、どこかいつもの脱力した口調とは違っていて――
おつるは、微かに満足げにうなずいた。
おつるは報告書に目を通しながら、ちらりとクザンに目をやる。
「#名前#の腕の様子はどうだい?」
「ああ……包帯だけで済んだよ。念のために医務室にも寄らせたけど、問題ないってさ」
「ふーん……」
「……なんだよ、その目」
「クザン、あんた珍しく……本気で焦った顔してたって、モモが言ってたわよ?」
「……っ!?」
クザンは椅子ごと体をのけぞらせた。
「そ、そんなこと、彼女……本人が?」
「ええ、ちょっと照れてたわね。“あんな顔、初めて見ました”って」
「……チッ、余計なことを……!」
「へぇ、珍しいこともあるもんだ。そんな顔するアンタあたし初めて見たよ。ガープに報告しようかねぇ」
おつるの微笑みが、まるで鋭利なナイフのように心をえぐってくる。
クザンは軽く額に手を当ててため息をついた。
「……オレさ、気づいたら見ちまうんだよ、あいつのこと」
「気づいたら、ねぇ」
「任務中もそう。…近くにいると安心するし、離れてると妙に落ち着かなくなる」
「それってもう、“好き”だと言ってるようなもんじゃないか」
「……言ってねェよ」
「じゃあ、言ったほうが早い。バカだねぇ…」
クザンが思わずむっとした顔をすると、おつるはけらけら笑って椅子を立った。
「ま、背中を押す気はないけど――邪魔する気もないから、勝手にしなさいな。
ただひとつ忠告。あの子、恋に慣れてないから、あんたの中途半端な態度に揺れるわよ?」
「……わかってるよ」
その返事は、どこかいつもの脱力した口調とは違っていて――
おつるは、微かに満足げにうなずいた。