第二章
夢小説設定
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翌朝のブリーフィング。
おつる中将が配る任務ファイルに、#名前#の名前が印字されているのを見て、#名前#は小さく首をかしげた。
(……地方偵察任務?このタイミングで?)
「#名前#、これ。あんた、今日から数日この任務頼むよ」
「はい。配属先の詳細、ここですか?」
「そうだ。あ、それと――」
ぱらり、とおつるはもう一枚のファイルを重ねて見せた。
「同行者は、クザン」
「……は?」
「今はちょうど任務の合間で暇してるって言ってたから。ちょうどいいじゃないか。アイツは、現場に出ると案外頼りになるよ」
「……それ、皮肉ですか?」
「さぁ、どうかしらねぇ」
にやりと笑うおつるの表情には、明らかな確信がにじんでいた。
「……私、別の隊員でも」
「ダメだ、書類もう出したもの。取り下げる理由が“好きな人と一緒だと動揺する”なんて書けないだろう?」
#名前#は、完全に言葉を失った。
「な、なんで……!」
「あんたの顔見てりゃあたし以外でも分かるね」
おつるは肩をすくめ、まるで“さっさと認めちゃいなさいよ”と言わんばかりに笑った。
「……言っとくけど、あんたみたいな不器用な子、好きになってくれる男なんてそうそう現れない。掴んどきなさい」
「……っ」
言い返せなかった。
悔しいけど、図星だった。
そしてその日の夕方――
「おー、アンタか。組むの、なんか久しぶりだな」
待ち合わせの場所で、サングラスを外しながらクザンが声をかけてくる。
「……よろしくお願いします」
ぎこちない一礼に、クザンは一瞬だけ首をかしげた。
でも、何も言わず歩き出す。
そして並んで歩きながら――
「オレと組むの、嫌だったか?」
不意に投げかけられた問いに、#名前#の胸が跳ねた。
「……別に。嫌じゃない。ちょっとだけ……心の準備が」
「そりゃあ面白い。じゃあ、アンタのペースでいいよ」
そう言って、クザンはゆっくりと歩調を合わせる。
#名前#の心臓の鼓動は、知らないうちに少しだけ速くなっていた。
おつる中将が配る任務ファイルに、#名前#の名前が印字されているのを見て、#名前#は小さく首をかしげた。
(……地方偵察任務?このタイミングで?)
「#名前#、これ。あんた、今日から数日この任務頼むよ」
「はい。配属先の詳細、ここですか?」
「そうだ。あ、それと――」
ぱらり、とおつるはもう一枚のファイルを重ねて見せた。
「同行者は、クザン」
「……は?」
「今はちょうど任務の合間で暇してるって言ってたから。ちょうどいいじゃないか。アイツは、現場に出ると案外頼りになるよ」
「……それ、皮肉ですか?」
「さぁ、どうかしらねぇ」
にやりと笑うおつるの表情には、明らかな確信がにじんでいた。
「……私、別の隊員でも」
「ダメだ、書類もう出したもの。取り下げる理由が“好きな人と一緒だと動揺する”なんて書けないだろう?」
#名前#は、完全に言葉を失った。
「な、なんで……!」
「あんたの顔見てりゃあたし以外でも分かるね」
おつるは肩をすくめ、まるで“さっさと認めちゃいなさいよ”と言わんばかりに笑った。
「……言っとくけど、あんたみたいな不器用な子、好きになってくれる男なんてそうそう現れない。掴んどきなさい」
「……っ」
言い返せなかった。
悔しいけど、図星だった。
そしてその日の夕方――
「おー、アンタか。組むの、なんか久しぶりだな」
待ち合わせの場所で、サングラスを外しながらクザンが声をかけてくる。
「……よろしくお願いします」
ぎこちない一礼に、クザンは一瞬だけ首をかしげた。
でも、何も言わず歩き出す。
そして並んで歩きながら――
「オレと組むの、嫌だったか?」
不意に投げかけられた問いに、#名前#の胸が跳ねた。
「……別に。嫌じゃない。ちょっとだけ……心の準備が」
「そりゃあ面白い。じゃあ、アンタのペースでいいよ」
そう言って、クザンはゆっくりと歩調を合わせる。
#名前#の心臓の鼓動は、知らないうちに少しだけ速くなっていた。