第二章
夢小説設定
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夜。
#名前#は、自室のベッドの上で膝を抱えていた。
風が窓を鳴らす音と、基地の時計の針の音だけが静かに響いている。
(いつの間にか、会うのが“日課”みたいになってる)
何でもない話をして。
缶コーヒーを片手に、港の風に吹かれて。
肩が少し触れたって、平然を装って。
でも、心の奥では――ずっと、ざわついてる。
(……ずるい)
(あんな風に、肩の力抜いて笑われたら)
(私なんか、あっという間に――)
「……好きなのかな」
ぽつりと落ちたその言葉に、自分でも驚いた。
胸が、キュッと鳴る。
顔が少し熱い。
(いや、でも。まだ、わかんない)
(ただ、会いたいと思うだけ。声を聞くと安心するだけ)
(……それって、違う?)
枕に頬をうずめる。
(でも、違ってたらいいのにって思ってる時点で……)
「……あーあ、面倒くさい」
何年も経った借りを返せず、引きずってきた気持ちがこの歳になってもあることが複雑な気持ちだ。
寝返りを打って、天井を見つめる。
クザンの顔が浮かんで、
あの、真面目に笑った顔が離れない。
「……好きかもしれない」
心のどこかに、ほんの小さな灯がともった気がした。
#名前#は、自室のベッドの上で膝を抱えていた。
風が窓を鳴らす音と、基地の時計の針の音だけが静かに響いている。
(いつの間にか、会うのが“日課”みたいになってる)
何でもない話をして。
缶コーヒーを片手に、港の風に吹かれて。
肩が少し触れたって、平然を装って。
でも、心の奥では――ずっと、ざわついてる。
(……ずるい)
(あんな風に、肩の力抜いて笑われたら)
(私なんか、あっという間に――)
「……好きなのかな」
ぽつりと落ちたその言葉に、自分でも驚いた。
胸が、キュッと鳴る。
顔が少し熱い。
(いや、でも。まだ、わかんない)
(ただ、会いたいと思うだけ。声を聞くと安心するだけ)
(……それって、違う?)
枕に頬をうずめる。
(でも、違ってたらいいのにって思ってる時点で……)
「……あーあ、面倒くさい」
何年も経った借りを返せず、引きずってきた気持ちがこの歳になってもあることが複雑な気持ちだ。
寝返りを打って、天井を見つめる。
クザンの顔が浮かんで、
あの、真面目に笑った顔が離れない。
「……好きかもしれない」
心のどこかに、ほんの小さな灯がともった気がした。