小さな物語
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(izw)
記事を書いている彼女をそっと見る。
あぁ可愛いなぁなんて思いながら。
手が綺麗だなぁ、とか。
自分でも、変態じみてるけどしょうがない。
思ってしまうのだから。
今、オフィスには俺と奏ちゃんしかいない。
さっきまで福良さんがいたがお昼に出てしまった。
......出てしまった?
ふふ~と奏ちゃんから鼻歌が聞こえてきた。
初めて聞いた、俺と2人だから?
自分の都合のいい考えが、飛び交う。
「それって映画の?」
奏ちゃんはえっ!と驚き顔を赤く染めた。
その表情の変化に俺は頬が緩む。
「あ、えっと、そうです。この間公開された映画の主題歌です。聞こえてました?
頭で流れてるだけと思ってました。」
と、奏ちゃんは早口で言った。
「鼻歌うまいね、」と俺が言うと彼女は鼻歌に上手とかあるの?っとしとやかに笑った。
その表情1つ1つに俺の心はうるさくなることなんて知らずに。
「あるよ。俺は上手じゃないと思う」
「えぇー、そうですか?結構歌も上手いのに。」
と、彼女は言う。
でも、鼻歌って関係ないのかな?
なんて真顔に戻って考え出す所もすきだよ。
君が俺の歌を聞く時は、
きっとその歌は、
俺から君へのセレナーデ
記事を書いている彼女をそっと見る。
あぁ可愛いなぁなんて思いながら。
手が綺麗だなぁ、とか。
自分でも、変態じみてるけどしょうがない。
思ってしまうのだから。
今、オフィスには俺と奏ちゃんしかいない。
さっきまで福良さんがいたがお昼に出てしまった。
......出てしまった?
ふふ~と奏ちゃんから鼻歌が聞こえてきた。
初めて聞いた、俺と2人だから?
自分の都合のいい考えが、飛び交う。
「それって映画の?」
奏ちゃんはえっ!と驚き顔を赤く染めた。
その表情の変化に俺は頬が緩む。
「あ、えっと、そうです。この間公開された映画の主題歌です。聞こえてました?
頭で流れてるだけと思ってました。」
と、奏ちゃんは早口で言った。
「鼻歌うまいね、」と俺が言うと彼女は鼻歌に上手とかあるの?っとしとやかに笑った。
その表情1つ1つに俺の心はうるさくなることなんて知らずに。
「あるよ。俺は上手じゃないと思う」
「えぇー、そうですか?結構歌も上手いのに。」
と、彼女は言う。
でも、鼻歌って関係ないのかな?
なんて真顔に戻って考え出す所もすきだよ。
君が俺の歌を聞く時は、
きっとその歌は、
俺から君へのセレナーデ
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