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1.プロローグ

人には誰しも理想がある。それはどんな事にしろ素敵なものだ。
しかし理解し難いものもある。例えば反社会的な思想、自分主義、快楽的殺人……そういったものだ。
人に理解を得るのは容易いことではないが、必ずしも理解を得れないとは断言出来ない。方法によっては理解を得てしまえる。それは最も危険であり、恍惚的恍惚的こうこつてきなものだ。
一般人には理解できない考えだろう。しかしそうものなのだ。
証拠が欲しいと言うのならば、証拠を挙げよう。肯定的な実体験が欲しいと言うのならば、話そう。
だが一つ約束してほしい。それは簡単なことだ。

"話から耳を逸らさないこと"

話から耳を逸らしてしまえば、全て水の泡になる。

……今から話すのは、私の友人であり、最愛の人であり、何処どこまでも理想を追った人の話だ。
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