序章
夢設定
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「はっはっは!
お前さんのヒトモシ、随分強い技を覚えていたんだな。」
かなりびっくりした。
ステータスバーでその辺も見れたら楽だったんだが見れない物は仕方ない…。
また、水色のステータスバーが出てきた。
これ願うと出てくるような感じなんだ…。
ステータスバーには性格や個体値、レベルや技といった詳細が記載されていた。
『ヒトモシ Lv. 5
性格 れいせい
個体値 HP 30
攻撃 18
防御 30
特攻 31
特防 31
素早 31
物音に敏感
技 驚かす
熱風
小さくなる
スモッグ』
「どうした?そんなに一点を見つめて?」
私がステータスバーを見ているとアデクが声をかけた。
これ、他の人には見えないのか。
マジでこの世界で生きている人達どうやってポケモン勝負してんの?
『なんでもないです。』
「そうか。まあ強い技を覚えている事は分かったから思う存分戦ってきていいぞ!」
私はヒトモシと一緒に戦いにいった。
ーーーーー
あれから何時間たったか分からないがある程度レベル上げが出来た。
レベルは15レベル。
少し上げすぎた気もするがまあ別にいいだろう。
PPが枯れてヒトモシが疲れていそうになったらアデクに頼んで回復してもらいレベル上げをした。
後半からはレベル上げというよりは自分の戦闘慣れを目的にしていたが。
ヒトモシの熱風は強いがこっちにも少し当たる。
ヒトモシは貰い火だし自分の炎だからか全く受けない為余裕の表情だが私はそうもいかない。
ヒトモシに指令を出しながら躱す練習をメインに戦闘をしていた。
後ろに逃げるは勿論、後ろが空いていないときは服を犠牲にするが着ているジャケットを脱いで風を防ぐ等の練習をした。
お陰でジャケットはボロボロとなった。
ごめん。
『楽しんできました。』
アデクに声をかける。
この人も何時間も回復だけやってて暇だっただろうに文句一つ言わないで見ていてくれた。
「かなり戦ったな。」
『少し舞い上がってしまいました。』
「まあいい。
此処から先は色々なトレーナーと戦って経験を積んだり、テストで取れなかった部分の知識を付けたり、世界を旅するのに必要な知識・技術を身につけたりを目標とする!」
旅をしたいとは言っていないのにその辺も学ばせてくれるんだ。
やっぱりアデクを当てにするのは正しかった。
まあBWではラスボスポジションにいなかったが
『有難う御座います。』
「じゃあ帰るぞ。」
こうして私の長い修行は始まった。