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序章

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ユイ

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「おお!
町の探索は楽しかったか?」

家に着くとアデクが定位置で待っていた。

『はい。
色々探索出来て良かったです。』

「そのようだな。
さて、テストの結果が出たぞ!」

本題までが早いっす。
もう少し引き延ばして欲しかった。

「点数は…59点だ。
全体的な点数としてはまあまあ…だがお前さんは解けている所と解けていない所で大きく差がありすぎる!」

予想より少し高かったがバッサリ言われた。
まあゲームでの知識しかなくてよく解けたと自分を褒めたい所。

「まあ、その辺は追々やっていくとして…実践にいくとしよう!」

「と言ってもまずは草むらで軽く野生ポケモンと勝負じゃな。」

軽くじゃないな。
いや、アデクと勝負よりは遥かに軽いんだけど。

「着いてこい!
19番道路へ行くぞ!」

拒否権はないようだ。

ーーーーー

19番道路へ着くと想像より少し高かったが分かりやすい草むらが見えた。

大体膝が埋まる程度。

確かにこの高さだと何処にモンスターがいるか分からない。

しかし、大きい個体とかなら見えると思うが。

「お前さんのヒトモシならばここら辺のポケモンの技は通らないからお前さんとヒトモシの思う存分楽しんで戦ってこい!」

なるほど。
野生は危なそうとか思っていたが私のヒトモシはゴーストポケモンだ。

此処らのポケモンは序盤なだけあってノーマル技が多い。

危険も少ない此処なら勝負しやすいと踏んでアデクはここへ連れてきたのか。

ヒトモシもやる気に満ちていて興奮した様子で私を急かす。

『ヒトモシと一緒に楽しんできます。』

私はお辞儀をして草むらへ入ると何かにぶつかった。

草むらから出ると中から「ミネズミ」が現れた。

始めはミネズミからだった。

ミネズミがこちらに近づいてきての爪で引っ掻く………しかし効果はない。

引っ掻くはヒトモシの身体を通り抜けて空を切る。

私はヒトモシが低レベルでも覚えているであろう技を声高々に言った。

『ヒトモシ…!「ひのこ」!!!』

私が宣言するとヒトモシはニコニコと技を披露する。

ヒトモシは付けていなかった灯火を付けて徐々に大きくしていく。

それは段々と大きくなって…風を纏い始めて…

まて、なんかおかしい。

そのときにはもう遅く風を纏った炎はミネズミに思いっきり降り注いだ。

その暑さはミネズミの逆方向にいた私まで食うような暑さだった。

これは…まるで………

『「ねっぷう」じゃん………。』

ヒトモシは終始ニコニコと笑うだけだった。
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