序章
夢設定
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アデクにいわれるがまま家に入るとゲームで見た覚えのある作りへ着いた。
「そこへ座れ」
机を2回ほど軽く叩いて座る場所を指定する。
別にどこに座っても変わらないと思うが大人しく言われた通りにする。
正座で座るとアデクは一枚の紙を渡した。
「これは簡単なテストだ。
そんな身構えなくていい。
制限時間は45分。
100点満点で合格点とかはない。」
本当に実力を見る為だけにやるテストなのだろう。
自分のゲーム知識がどれくらいか知る為にも丁度いい。
『分かりました。』
「それでは………始め!!!」
私は問題を解き始めた。
ーーーーー
「…45分が経過した。
終了だ。」
…基礎は解けた。
ポケモンのタイプ相性とかこのポケモンは何かとかその辺は。
ただきのみの味とかポケモンの伝承とかその辺はほぼ解けなかった。
他にも分布とかは土地勘がないから無記入が多めになってしまった。
「これから採点に入る。
その間は好きにしていいぞ。」
『外に出る事は?』
「町の中だけならいいぞ。」
ポケモンが出る外は流石にダメか。
しかし、町の中を探索も絶対楽しい。
私はヒトモシを連れて外へ飛び出した。
外には一個モンスターボールが転がっていた。
中を見たらスピーダーだった。
ゲーム見たいにモンスターボールに入ってんの?
一瞬タマゲタケだと身構えた。
また、此処にきて初めて知った事だが近くの鏡を覗いたとき、自分の身長が小さくなっている事や容姿が美少女…どちらかと言うと美少年になっていた。
扉をくぐっただけだから容姿は変わっていないと思っていたが、どうしてこうなっているんだ。
髪はショートヘアーで前髪が長い。
髪は元々こんなだったから違和感がなかったが身長が大体140cmくらいとなっていた。
アデクが小さいのにとかなんとか言ってておかしいなとは思った。
アデクが大きいんだろうなじゃなかった。
自分が小さくなってただけだった。
ポケモンセンターとかにも行ってみたが想像通りの空間だった。
二階の機械を上手く使えれば元の世界の情報を掴めるかもと思い行ってみたが故障と言われた。
何でもイッシュ地方の全てのポケモンセンターの機械が上手く作動しないらしい。
原作にそんな事なかったから私がこっちに来たなんらかの影響だろう。
他にもフレンドリーショップで先程取ったスピーダーを売ってモンスターボールを一個買った。
外に出てからヒトモシに当てて捕まえる事が出来た。
クリティカルでボールも一回しか揺れなかった。
また出すと大喜びしてくれた。
可愛い。
本当は外に出てヒトモシと勝負したいけどアデクに出るなと言われている為大人しく戻る事にした。
外に飛び出てから30分は経過しているから採点も終わっていると思うが何点くらいだろうか。
一問ごとの点数は書かれていなかったから点数予想は出来ない。
半分いってたら上々だなと思いながら家に戻るのであった。
ヒトモシは暗い表情の私に心配しながら慰めてくれた。
私ポケモンに慰められるのかよ。