一章
夢設定
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アデクが出してきたポケモンはーーー
ウルガモスだった。
やっぱコイツイカれてるわ。
私はミジュマルを取り出した。
正直言ってしまうと勝てる見込みなんてない。
むしろ負ける可能性しか見えてこない。
相性だけでみるなら確かにこちらが有利と言える
いやレベル差考えてもらっていいですかね!?
どう考えても可笑しいだろ
「よし、ウルガモス!ちょうのまい!!!」
アデクはこっちの事なんてお構い無しにポケモンに指示を出す。
普通に考えて負けしかないこの戦い…
何度考えても考えても考えても考えても一矢報いるような策は一切思い浮かばない。
でも…
負けたくないなんていつからこんなに負けず嫌いになったんだろ。
「ミジュマル!!!周囲に水を撒き散らして!
みずあそび!」
とりあえずウルガモスの攻撃に少しでも粘れるように部屋を水浸しにした。
だけどこれはあくまで気休め。
もっと策を考えないと…負けたくない…!
「ウルガモス!サイコキネシス!!!」
「ミジュマル!みずでっぽうで相殺して!」
アデクとウルガモスは流石というべきなコンビネーションで短い言葉だけで意思疎通を行う。
私たちはまだそれじゃ上手くいかない。
詳しい説明がない限り行動も合わなきゃそもそも私に経験が少ないから臨機応変が出来ない。
ウルガモスの攻撃はすんでのところでなんとか相殺出来て今はチャンスだった。
「ミジュマル!一気に近づいて体当たり!」
これが悪手だった。
ミジュマルが一瞬躊躇った。
当たり前だ。普通に考えて格上と分かってるポケモン相手に近づくのは危険なんだから。
オマケにミジュマルはバトルの経験も浅い。
私の指示に少しだけ固まってしまった。
しかし、すぐ指示通りウルガモスへ向かっていく
「ウルガモス、むしのさざめき。」
たったの一瞬。されどその一瞬が致命傷となった
体当たりが間に合わなくむしのさざめきがミジュマルに直撃した。
レベル差30以上。
そんなんたとえ体力MAXでも耐えれる筈なかった
ミジュマルが倒れボールの中へ入っていった。
「あ…」
目の前が真っ暗になって倒れそうだった。
比喩表現ではなく本当に。
負ける事なんてなかったから。
クラクラして足は身体の体重の支えるのに必死でプルプルして
涙が出ていて前はボヤけているんだか、それとも伸びまくった前髪が原因で前が暗く見えずらいのかよく分からないが前が見えない。
あ…どうしよ…もう分かんなくなっちゃった…。
いつもよりも暗く見えるミジュマルのモンスターボールをぼんやり眺める。
これ以上どうすれば…
なにかが揺れた
揺れに反応するように心臓がドクンと脈打った。
揺れはドンドン大きくなる。
心臓の音も比例するように大きくなる。
…まだおわってない。
私の相棒がまだ残ってる。
「…。」
無言でボールを手に取る。
ボールを心臓部に1番近い所まで持ってくる。
揺れが一つになる。
「…弱気になってる場合なんかじゃなかったね」
「ヒトモシ!行くよ!!!」
私はヒトモシを繰り出した。