日々のこと

【鶴さに】花の中できみは笑う の裏話と自分の話

2026/06/17 17:59
今日は少し私自身のお話を。
「花の中できみは笑う」は、心の傷を抱えた審神者さんのお話です。注意書きにも少し書いていますが、私自身が受けた治療などをベースに書いています。
私自身、数年前に心の傷を負いました。(審神者さんとは別の理由です)
心の傷から回復する話を書こうと思ったとき、気をつけたのは「鶴丸を万能にしないこと」でした。
鶴丸が審神者さん(桜本丸の審神者さんなので桜さんと呼びます)の心の傷を一瞬で治せたら、きっとすごく夢のある話だと思います。
でも、それだと意味がありませんでした。心の傷というものは、治療に数年、あるいは数十年を要するものです。私も発症して数年経ちますが、まだ治療をしながら日常生活を送っています。
鶴丸は作中で、桜さんをつきっきりで看病しているわけではないことにしました。本丸のみんなで見守りながら、あくまでも治療をするのは桜さん自身にしました。小説でそこまでリアルにする必要はもしかしたらないかもしれませんが、治療をしている私が書くのならより現実に即したものにしたいと思いました。
もし、「花の中できみは笑う」を読むの中で、心の傷や精神疾患を抱えている人がいて、鶴丸が一瞬で病気を治せてしまったら、「私はこんなにつらい目にあっているのにどうして一瞬で治るんだ」と思うと思ったのです。
私は、桜さんを心の傷がある人と一緒に歩んでくれる人になってほしいとです。もしかしたら今は辛いかもしれない。でも、桜さんは治療の末に笑えています。
どこかの誰かが、桜さんのように笑いたいと思って、治療を頑張ってくれたら、私は嬉しいです。

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