苗字は産屋敷で固定させていただきます。
第3章
名前設定
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「藤枝3人の様子を見てきてくれ、暫くこの男は私が相手をする」
「わかりました」
悲鳴嶼さんに任せ、私は3人の様子を見た
今動けるのは不死川さんだけだ。まず彼の様子を見ないと
「不死川さん私が縫います。貸してください」
「ッ...あぁ頼むぜェ」
よくこの身体で動けるな...
何時内臓が出ても可笑しく無いというのに...
「もう少しだけじっとしていれば動けるようになります」
次は無一郎だ
「お願い藤枝さんこれを抜いて...」
「無一郎...わかったわ」
無一郎の言う通り私は刀を抜いた
「無一郎もう動いちゃ駄目。呼吸で血を止めて...」
「嫌だ俺も戦うこの命が尽きるまで」
「お願い言うことを聞いて...あの鬼は私達で倒すから。今すぐ呼吸で血を止めればきっと助かる。あなたには死んで欲しく無いの」
「俺も一緒に戦いたい!役に立って死にたいんだ」
「...じゃあ、その剣を私に貸して...まともに動けない人が近くにいても足を引っ張るだけよ」
「‼︎......でも、「いいから貸しなさい」「...わかった」
私は無一郎をなるべく遠い所に運んだ
大丈夫この子はきっと助かる
「藤枝さん!すみません胴体を強く押してもらえませんか?」
「玄弥くん!身体繋がるの?」
「わかりません...あそこに落ちてる髪の毛喰わせてもらえませんか?あと、もし良かったら藤枝さんの髪の毛も少し喰べさせてください。俺はもう絶対に助からない。でも最期まで戦いたいんです...」
「...わかったわ。共に戦いましょう。私の髪でいいなら幾らでもあげます」
・・・・・・・・・
「玄弥くん大丈夫?しっかりして頑張って」
「玄弥くん貴方ならきっと出来る役に立つ...ごめんね、私はもうあの二人の所に行かないと...玄弥くん貴方は決して弱いだけじゃ無いのよ」
「っ...藤枝さん...」
「玄弥くん撃っていいからね...もし私が彼の動きを止められたら私もろとも撃っていいから。絶対に躊躇しないで」
悲鳴嶼さんと不死川さんの方を見ると巌勝様の着物が切られていた
いや、それにしても何あの刀の長さは
間合いに入った瞬間斬られてしまう
でも、私ならきっとやれる
巌勝様の持っている刀は日輪刀じゃない
あれなら幾ら斬られても私は死なない
ー月の呼吸玖ノ型 降り月・連面ー
「不死川ーーっ‼︎」
「悲鳴嶼さん俺に構うな」
ー月の呼吸拾ノ型 穿面斬・蘿月ー
「藤枝‼︎」
「貴方はしなせません!貴方はまだ両腕で刀を振れる‼︎」
「悲鳴嶼さん!不死川さん!私が彼の間合いに入ります!無一郎が貸してくれたこの刀で刺して一瞬動きを止めます!」
「しかし、もし刃が届く前に斬られたら」
「もし私を斬ったとしても彼の動きは一瞬止まるはずです!!」
「何故そんな事がわかるんだァ‼︎」
「きっと...きっと彼は今でも私を愛しているから」
入れ入れ入れ!間合いの内側に‼︎
いける!いまだ!
「‼︎...藤枝...何故...」
「悲鳴嶼さん!不死川さん!良いから!私ごと斬っていいから!玄弥くん!!!」
玄弥くんの放った弾は巌勝様の体にめり込み、体から木の根を生やした
黒死牟は鳩尾から旋毛まで突き抜けるような焦燥、生命が脅かされ体の芯が凍りついた
平静が足下から瓦解する感覚
忌むべきそして懐かしき感覚...
四百年振りの......