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ハリー・ポッターと秘密の部屋

[#dn=2#]はマグゴナガルと共に、2人の生徒を見下ろしていた。椅子に座っているハリーとロン。ハリーとロンが遅刻してきたらしい。しかも空飛ぶ車で。

飛ぶ車で叱られた後。先生方は出て行って、ハリー、ロン、[#dn=2#]の3人だけが取り残された。
「全く……何ですぐ学校に連絡しなかったかなぁ」

「だって怒られるの怖かったし」

「それなら私を呼んでくれればよかったでしょう?私じゃ頼れない?」


まさかのしょぼくれる[#dn=2#]。予想外の反応だったため慌てて弁解する2人。


「ち、違うよ!その、アレだよ!」

「そうそう!えっと、その…何?」

「君達ねぇ…下手な言い訳ならしない方がいいよ。あぁ、あとハリー君、ヘドウィグ君カンカンだったよ?後でちゃんと謝っときなね」


[#dn=2#]はテーブルの上にサンドイッチと飲み物を出す。


「今から大広間に入るのは目立つから、ここで食べて」


ハリーはサンドイッチを手に取るが、口をつける前にふと顔を上げる。


「ねぇ[#dn=2#]、前にホグワーツ特急には乗らないっていってたよね?[#dn=2#]はどうやってホグワーツに来てるの?」

「海燕って知ってる?」

「鳥だよね?」

「そう。マホウトコロは7歳から通えるんだけど、寮に入れるのは11歳から。だから、10歳までの生徒は海燕に乗って登校するんだよ。私の海燕の菊は私がホグワーツに来る時について来てくれたの」

「へぇ、だから[#dn=2#]フクロウを持ってないんだね」

「そう。菊は手紙も届けてくれるからね」
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