昔々のお話
[#dn=2#]が中庭で本を読んでいた時。ビュッと空を切る音と共に叫び声が聞こえた。
「危ない!!」
[#dn=2#]は一瞬で狐に変わり屋根に飛び退く。ドガァンと音がして[#dn=2#]が元いた所は黒焦げになっていた。大方、爆発花火だろう。[#dn=2#]はせっかくの1人の静かな時間を邪魔され、煩わしいと思いながら人に戻る。
「あれ?君、もしかして噂の?」
「ん?噂って何だ?」
「シリウスだって聞いた事あるだろ?東洋人の」
「あぁあいつらが化け物って噂してたやつ?」
(率直な人達だな…)
ムッとする[#dn=2#]
「君、名前は?」
「[#dn=1#][#dn=2#]」
「[#dn=2#]か。よろしく!俺はジェームズ・ポッター」
「俺はリーマス・ルーピン」
「俺はシリウス・ブラックだ。よろしくな!」
「…よろしく…先輩」
仲良くなった。
変身術の授業が終わりかけた瞬間。バァンッ
「[#dn=2#]!!」
ジェームズが飛び込んできた。
「ポッター!まだ授業中です!」
「[#dn=2#]!クィディッチするぞ!相手してくれるって言ってたよな!」
「言ってたよ。でもジェームズ君、授業はどうしたんだい?」
キーンコーンカーンコーン
「ほら、授業終わったぞ!」
「終わったね。分かった行くよ」
「こら[#dn=1#]!ジェームズに悪影響されてどうするんです!」
[#dn=2#]は荷物を鞄に詰める。
「もう君の箒はシリウスが持って行ってるぞ!グラウンドに直行だ!」
「ん?他寮の女子部屋に勝手に入るとはいい度胸だね。」
「なんだい。君ハブられて1人部屋だからいいだろ。それに君だってこの間、僕達の部屋に勝手に入ってたじゃないか!リーマスのベッド占領し…」
「不可効力だよ。君たちが遅いからちょっと寝転んでただけなのに、リーマス君の布団が柔らか過ぎるのがいけないんだ」
「なんで僕のベッドじゃなかったんだよ!」
「え?問題はそこなのかい?だってジェームズ君のベッド、脱ぎ散らかした服がそのまんまだったよ。シリウス君のベッドもね。リーマス君のベッドが一番綺麗だった」
「君だってパジャマ畳んでなかったぞ!」
「あれは浴衣だからね。君達でいうバスローブだけど、畳まずに置くのが正しいんだよ。」
[#dn=2#]は詰め終わった鞄持ち上げなかった。代わりに指をパチンと鳴らすと[#dn=2#]の鞄は忽然と消えた。恐らく鞄は既に[#dn=2#]の部屋だろう。
「さぁ、行こうか」
「今日こそ負けないぞ!」
「その台詞は今回で何回めかな」
「はぁ…全く…成績はいいのに素行不良…」
「君いつもその本読んでるね。魔法動物が好きなのかい?」
「うん。魔法動物は日本には少ないから。それにスキャマンダー先生は素晴らしい人だよ!私の愛読書なんだ、これ」
「魔法動物、集めないの?」
「え?」
「[#dn=2#]ならてっきり集めてるものだと思ってた。」
「………そっか、トランクに隠せばいいんだ!よし集めよう手伝って!まずはトランクを改造しなくちゃ!」
「どうせ中広がるんなら和室も欲しいなぁ。楽しくなってきた!」
「危ない!!」
[#dn=2#]は一瞬で狐に変わり屋根に飛び退く。ドガァンと音がして[#dn=2#]が元いた所は黒焦げになっていた。大方、爆発花火だろう。[#dn=2#]はせっかくの1人の静かな時間を邪魔され、煩わしいと思いながら人に戻る。
「あれ?君、もしかして噂の?」
「ん?噂って何だ?」
「シリウスだって聞いた事あるだろ?東洋人の」
「あぁあいつらが化け物って噂してたやつ?」
(率直な人達だな…)
ムッとする[#dn=2#]
「君、名前は?」
「[#dn=1#][#dn=2#]」
「[#dn=2#]か。よろしく!俺はジェームズ・ポッター」
「俺はリーマス・ルーピン」
「俺はシリウス・ブラックだ。よろしくな!」
「…よろしく…先輩」
仲良くなった。
変身術の授業が終わりかけた瞬間。バァンッ
「[#dn=2#]!!」
ジェームズが飛び込んできた。
「ポッター!まだ授業中です!」
「[#dn=2#]!クィディッチするぞ!相手してくれるって言ってたよな!」
「言ってたよ。でもジェームズ君、授業はどうしたんだい?」
キーンコーンカーンコーン
「ほら、授業終わったぞ!」
「終わったね。分かった行くよ」
「こら[#dn=1#]!ジェームズに悪影響されてどうするんです!」
[#dn=2#]は荷物を鞄に詰める。
「もう君の箒はシリウスが持って行ってるぞ!グラウンドに直行だ!」
「ん?他寮の女子部屋に勝手に入るとはいい度胸だね。」
「なんだい。君ハブられて1人部屋だからいいだろ。それに君だってこの間、僕達の部屋に勝手に入ってたじゃないか!リーマスのベッド占領し…」
「不可効力だよ。君たちが遅いからちょっと寝転んでただけなのに、リーマス君の布団が柔らか過ぎるのがいけないんだ」
「なんで僕のベッドじゃなかったんだよ!」
「え?問題はそこなのかい?だってジェームズ君のベッド、脱ぎ散らかした服がそのまんまだったよ。シリウス君のベッドもね。リーマス君のベッドが一番綺麗だった」
「君だってパジャマ畳んでなかったぞ!」
「あれは浴衣だからね。君達でいうバスローブだけど、畳まずに置くのが正しいんだよ。」
[#dn=2#]は詰め終わった鞄持ち上げなかった。代わりに指をパチンと鳴らすと[#dn=2#]の鞄は忽然と消えた。恐らく鞄は既に[#dn=2#]の部屋だろう。
「さぁ、行こうか」
「今日こそ負けないぞ!」
「その台詞は今回で何回めかな」
「はぁ…全く…成績はいいのに素行不良…」
「君いつもその本読んでるね。魔法動物が好きなのかい?」
「うん。魔法動物は日本には少ないから。それにスキャマンダー先生は素晴らしい人だよ!私の愛読書なんだ、これ」
「魔法動物、集めないの?」
「え?」
「[#dn=2#]ならてっきり集めてるものだと思ってた。」
「………そっか、トランクに隠せばいいんだ!よし集めよう手伝って!まずはトランクを改造しなくちゃ!」
「どうせ中広がるんなら和室も欲しいなぁ。楽しくなってきた!」