第24話 橋の完成
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綺麗な晴天の空の下、ついに橋も完成し、今日私達は木の葉へ帰る。
最後に再不斬と白の墓の前に手を合わせに来た。
「カカシ先生、忍のあり方って、やっぱりこの二人がただしいのかしら……」
「…忍が存在理由を求めてはいけない。ただ国の道具であるべき。それは木の葉でも同じだ」
木の葉の忍の教訓にも書いてあったこと。あの時はただ覚えていたものが、今、その意味を実感して胸が痛い。
「でもさ!でもさ!オレってば、そんなのヤダ‼」
「忍だって生きてるのに……。そんなの悲し過ぎる……!」
「アンタもそう思うのか?」
カカシ先生はじっくり悩み、口を開く。
「……忍って奴は知らず知らず、みんなそのことについて悩んでるのかもな……」
忍として、一人の人間として、自分の意味について考える私達の空気が重くなる。そんな空気を吹き飛ばす、ナルトの威勢のいい声が響いた。
「決めた!オレはオレの忍道を行ってやる‼」
ナルトらしい言葉にみんなの気持ちが明るくなる。ナルトはやっぱり、周りを明るくする不思議な力がある。