第23話 サスケの血継限界
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死を覚悟して数秒、予想していた衝撃はいつまで経ってもおとずれない。
「う、ん……」
ナルトも目を覚したらしく、私もうっすら目を開けてみる。視界に映るのはサスケの足と、倒れ込む白の姿。
「…まったく……お前らは…揃って二人とも…足手まといだぜ……」
「サスケ!よかっ………」
目に映った光景に言葉を失う。体中を千本に串刺しにされ、息も絶え絶えなサスケ。出血量も尋常でない。
「ハッ…な、て顔、して…やがる…っスラトンカチ共が……」
「な…んで……」
「知るか……!体、が勝手に…動いち…まった……!てめぇら、なんか…大っ嫌い、だっつうのに……」
倒れてくるサスケを抱きとめ、顔を覗き込む。いつもの力強い、サスケの瞳の焦点が徐々に合わなくなり始める。
「や…嫌……!サスケ……!」
「…お前らは…死ぬな……」
サスケの心臓が止まった。