第1話 始まり
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「明日は忍者学校の卒業試験だぞ‼特にナルト!お前は前回もその前も試験に落ちている‼外でいたずらしてる場合じゃないだろバカヤローー‼彩音もナルトに手を貸すな‼」
「イルカ先生の頭でっかち‼」
ナルトと共に仲良く縄で縛られたままの私はプイっと外を向く。その言葉にカチンときたのか、イルカ先生は変化の術の復習テストを行うなんて言い出した。途端、クラスのブーイングが湧き起こる。
「静かにしろ!いいか!先生そっくりに化けること‼全員並べーーー‼」
しぶしぶ列に並び、術を披露する。OKをもらったところで席に戻ろうとナルトを見ると、なにやらニヤ笑いを浮かべている。こういう顔の時は何か面白い事を考えている顔だ。
「次!うずまきナルト‼」
「変化‼」
ナルトが化けたのはナルトによく似たグラマラスな女の子。投げキッスのポーズまでつけてノリノリである。あ、イルカ先生鼻血出して倒れた。
「ギャハハハハハ‼名付けてお色気の術‼」
「この大馬鹿者ーー‼勝手にくだらん術を作るなっ‼」
「でも先生効果てきめんでしたね」
「うぐっ…と、とにかく!今日の授業が終わったら火影岩を綺麗にするんだぞ‼」
鼻にティッシュを詰められた状態で叱られても何も怖くない。
イルカ先生は顔を赤らめながら授業に戻り、それ以降抜け出すことは叶わなかった。