第8話 合否判定
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とにかく、あの人がいない今がチャンスと急いでサスケの口に弁当を次々に放り込むが……
「お前らぁぁぁぁぁ!!!」
「キャーーーーー!!!!」
「うわぁぁぁぁぁ‼」
「ヒィッッッッ!!!」
「………!!!」
術煙と共に現れたはたけカカシに見つかってしまった。
そうだよね…上忍の気配を下忍にすらなってない私達が分かる訳がなかった……。来年頑張んなきゃなぁ……。できればまた、みんな同じ班で……。
「ごーかっく♡」
しかし、放たれた言葉は予想と全く違うものだった。
「…合格⁉なんで⁉」
「お前らが初めてだ。今までの奴らはオレの言うことを素直にきくだけのボンクラ共ばかりだったからな」
その人は本当に嬉しそうに目を細め、優しい眼差しで私達を見つめる。
「…忍は裏の裏を読むべし。忍の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる。……けどな!仲間を大切にしない奴は……それ以上のクズだ」
その言葉はとても暖かくて、胸に響くものだった。
私はその時初めて、はたけカカシを、カカシ先生を尊敬し、そばにいたいと思ったのだった。