第5話 自己紹介
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「オレさ!オレさ!名前はうずまきナルト!好きなものはカップラーメン。もっと好きなものはイルカ先生に奢ってもらった一楽のラーメンと彩音の飯‼嫌いなものはお湯を入れてからの三分間」
ナルトは元気よく話す…が、分かってはいたけど、見事にラーメンばっかり……。まぁ、私の料理も褒めてたからよしとしよう。
「将来の夢は火影を超す‼んでもって、里の奴ら全員にオレの存在を認めさせてやるんだ‼」
「よく言った‼応援してるよ‼ナルト‼」
「ニシシ!サンキューな!彩音!」
堂々と宣言するナルトに声援を送る。どんなに馬鹿にされようと諦めない、その姿がかっこよくて、私は大好きだ!
「あ、あと趣味はイタズラかな」
「よし、次!」
それまでずっと静かだったサスケは、おもむろに口を開く。
「名はうちはサスケ。嫌いなものならたくさんあるが好きなものは別にない。それから…夢なんて終わらせる気はないが野望はある!一族の復興と……」
そこでサスケは言葉を一度きり、重々しく息を吸った。
「…ある男を必ず……殺すことだ」
様々な感情が入り混じった声が響く。惚れ直しているサクラには悪いが、私はこういう時のサスケの顔が一番嫌い。息が詰まるような視線に、体が震えるように寒くなる。
はたけという男はサスケを見つめ、何か考えるように黙るとすぐに声を出した。
「…次は女の子達」
「私は春野サクラ。好きなものはぁ…っていうかぁ……。えーっとぉ…将来の夢も言っちゃおうかなぁ……。キャーー‼」
サクラは頬を赤らめ、隣のサスケを横目でチラチラ見ながら叫ぶ。
乙女チックに恋しているサクラ可愛い‼ホント、サスケには勿体無い!サスケも少しは照れろ‼
「嫌いなものはナルトです!」
サクラの宣言に少し涙目になるナルト。サクラはお構いなしに趣味などを話していく。
…どんまい、ナルト。人の好みは人それぞれだから……。
「アハハ…じゃあ最後の女の子」
「はーい!」