第6話 難関演習
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ウロウロ、ウロウロ
トントントントン
イライライライラ
「あーーー!!!また遅刻!!!」
「あいつ!オレ達には遅刻するなって言っておいて自分は遅刻するとかどういうことだってばよ‼」
「ナルト!うるさい‼」
またまたあの担当上忍は絶賛遅刻中である。まだ朝露の残る清々しい時間帯から随分と太陽も昇り始め、かれこれ三時間、私達はこの場所で待ちぼうけだ。
「でもさー、腹減ったってばよー……」
「それはナルトと同意見よ……。朝時間がなかったからブローもおざなりなのに……」
「サクラはなにしてても可愛いよ……」
「…彩音もいつもより元気がないわね……」
お腹も減り、何をしてもいつもより覇気のない返事しかできない。私はとりあえず、演習が始まったらあの覆面野郎の顔面を絶対に殴ると決め、仕掛けの案を考察することで時間を潰した。