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時は金ナリっ☆


「北見さん!なんで家に!?」
「亮!浮気は許さない!」
突然の修羅場に俺は慌てふためき、北見さんは鋭い眼差しで激昂しているというのに、女は悲鳴をあげるでもなく、淡々と身だしなみを整えベッドから降りた。
「北見。貸し1つよ。じゃぁね、亮ちゃん。」
女はウィンクをして颯爽と家から出ていった。
「え?知り合い?てか、ねぇなんで家にいんの?」
俺の脳内ハテナマークだらけだ。
北見さんは先程の激昂ぶりから一転、寂しそうな悲しそうな表情で冷静に俺の質問に答え始めた。
「さっきの女は俺の旧い友人。お前が家を出てナンパし始めたからアイツに頼んでお前の相手を頼んだ。勿論本番はさせる気なんてアイツも俺もなかったよ。だからキスさせてくれなかったろ?」
「キスは…最初からする気なかった。だって北見さんとの約束だし…。でもなんで?そんな事したの。てか家!」
「知り合いで頼んだとは故、亮がもし本気になったら女のアイツじゃ逃げらんないでしょ?だから急いで帰ってきた。後、やっぱり亮が俺以外とそういう事するの許せなくて!」
めちゃくちゃいい笑顔だけど、目が笑ってないよ。そもそもこんな事になったのは北見さんのせいなのに。
膨れるていると、北見さんがベッドにあがり俺の目の前のきた。
「膨れないで…俺が最近構ってやれなかったからこうなったのは分かってる。それはほんとにごめん。」
優しく頬を撫でられる。気持ち良さと久しぶりの北見さんのスキンシップに嬉しくて擦り寄ってしまう。
「猫みたい。可愛いね、亮。」

「浮気…しちゃってごめんなさい。でも、やっぱり北見さんが最近俺の事放置するから当てつけにとか思ったんだ。ごめん。」
「亮。放置してたわけじゃないよ。」
「知ってる!仕事が忙しいんだって事くらい分かってる!」
「あーそうじゃなくてね。亮さ、なんで俺がタイミング良く帰宅出来たと思う?」
言われて確かに不思議だと気がつく。会社には近い家ではあるがそれでも数十分はかかる。
「カメラ…とか?さすがにないか!」
「ふふ、それだけじゃないよ!盗聴器もあるし!なんなら外に出た時は監視2人体制!!」
やっぱり相変わらずやばい奴だなこの人は!

カメラの映像をスマホでチェックし、盗聴器で拾った音声と監視員の報告でここにあのタイミングで戻ったのかこいつは。恐過ぎだろ。
そして…カメラ…ってちょっと待って…
俺は気がついてしまった…最近セックスしてなくて夜な夜な独りでこのベッドやリビングで自慰をしていた事を。

「もしかしなくてもさ、北見さん…」
「毎夜、独りで俺の名前呼びながらチンコ扱いて、買って上げた玩具舐めて、ケツに入れてよがってる姿も音声もバッチリ確認してた!だから、早く甘えてこないかなーって思ってたのにまさか女連れ込むとはね!」
俺は穴があったら入りたい程の恥ずかしさに襲われ逃げようとしたけど、北見さんに抱き締められて逃げられなくなった。
しかもさ、耳元でセックスしてる時のあのエロい声で『女、抱けなくしてやるよ。』なんて言われたらもう無理!腰抜けた。

その後は、まぁほんとに女の子抱けなくなるんじゃないかってくらい北見さんのデカチンで俺のケツをガンガン掘られ…気絶するくらい何度も射精させられた。気絶してもすぐ意識戻されて、今までになく奥深くを抉られたし沢山中に出して貰って、チンコ触ってないのに射精して、女の子になったって言われて、赤ちゃん出来るかもねって言われて…俺もうこの人の女でいいよって赤ちゃん産むとか思ってしまったりして。

久しぶりのセックスはこれまで以上の激しさと快楽で最高だった。


力の入らない身体を綺麗にしてもらい、一緒に浴槽に入っている時不意に不安を抱いた。
「あのさ、また忙しくなる?」
顔を見ず消え入りそうな声で問いかけると、
「忙しくならないとはいえないけど…ちゃんと亮の起きてる時間に帰って来れるし、朝も一緒にご飯食べる時間増えるかな!」
と優しい声で返された。
さらに耳元で囁くように
「もう独りで可愛く啼かなくてすむね」と言われて先程まで散々快楽を与えられた身体が反応してしまう。
ピクリと腰が震え、鼻から微かに甘い吐息がこぼれる。北見さんがそれを見逃すはずもなく、
「亮、まだ足りないんだ…淫乱だね。淫乱ついでにさ、たまにで良いから俺の前で自慰して見せてよ。今、この場でもいいよ。」
と愉しそうに言い放ち、ゆるゆると俺のチンコを掴み上下に扱いた。
たまらず腰を引いたら北見さんのチンコも立ち上がっいてそのまま浴槽の中で1回。
外で1回。ベッドでもう1回抱かれた。
久しぶりに恋人の顔を見ながら腕の中で眠りに落ちた。

北見さんと出会って、恋人になって…犯罪行為も平気でしちゃうやばい人だけど…結局何もかも俺の為にしてる事で全部許せちゃうから俺も相当やばい奴なんだろうな。

幸せだから、まぁいいっすけど☆

END
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