この天蓋からは抜けられない
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
もう少ししたら休みが明けて、ここもまた動き始める。
…まあ、だからって特段変わることもないので、そこまで多忙を極めるようなことの方が稀ではあるんだけども。
「もうちょっとで休みも終わりかあ…」
「お前は昨日まで帰省してたんだし、少しはリフレッシュできてんじゃねえのか?」
「そうだけど、手前のバタバタが嫌だなあって」
頬杖をついて、近くにいるワリオへそんな愚痴をこぼす。
ワリオの方も僕が言いたいことはなんとなく分かるのだろう、確かになあ、と言って頷いてくれる。
「ま、終わっちゃえばどうにでもなるんだがなあ」
「そこに漕ぎつくまでが大変なんだよ…」
「そんなとこだと思ったぜ」
因みに、ワリオの方は面倒臭い気持ちが勝っているらしく、最終日ぐらいに適当にやればいいや、と考えていると本人が言っていた。
僕もさしてやることはないし、最終日で全て片付くような量なのでまだ放置気味…なのだが、暇だからレティの元へ行こうかな、と思っても、向こうはどうやらそこそこ量が多いらしく、まあまあ忙しそうで止めておくことにした。
手伝おうか、とも思ったけれど、手伝えることがそうないようだったし。
「そういえば、今丁度ここが休みだから、って遊びに来てる奴らがちらほらいなかったっけか?」
「いたね、そういう人たち。どうせ暇だし、そっちでおしゃべりでもしてようかなあ」
ふとそんなことを思い出したのか、ワリオからそんなことを言われた。
…正直なところ、僕の知り合いは特に来ていないこともあって忘れ気味ではあったけれど。
誰か、面白い子がいるかも知れないし、行ってみようかな…なんて。
少なくとも暇を持て余すくらいならそちらの方が良いので、ワリオにちょっと行ってくるね、とだけ告げて、その場を後にした。
「あ、リーフ…?」
「あら、ネス。もしかして暇でフラフラしてるの?」
ちょっと廊下を歩いてみれば、リーフとフシギソウを興味津々に見つめる女の子がいて。
リーフの言葉にそうだね、と返事をしてから、見知らぬ女の子について訊ねてみた。
「その子、リーフの知り合い?」
「ううん、私じゃ無くってレティの知り合い」
「初めまして、マイっていいます」
自身のことが話題に上がっていると気付いたのか、女の子…マイがこちらへ向き直り、簡単に挨拶をしてくれた。
僕からも簡単に自己紹介を済ませると、レティの知り合い、と言うところが少し気になったこともあって、リーフと僕とマイの三人でお喋りを始めた。
…まあ、だからって特段変わることもないので、そこまで多忙を極めるようなことの方が稀ではあるんだけども。
「もうちょっとで休みも終わりかあ…」
「お前は昨日まで帰省してたんだし、少しはリフレッシュできてんじゃねえのか?」
「そうだけど、手前のバタバタが嫌だなあって」
頬杖をついて、近くにいるワリオへそんな愚痴をこぼす。
ワリオの方も僕が言いたいことはなんとなく分かるのだろう、確かになあ、と言って頷いてくれる。
「ま、終わっちゃえばどうにでもなるんだがなあ」
「そこに漕ぎつくまでが大変なんだよ…」
「そんなとこだと思ったぜ」
因みに、ワリオの方は面倒臭い気持ちが勝っているらしく、最終日ぐらいに適当にやればいいや、と考えていると本人が言っていた。
僕もさしてやることはないし、最終日で全て片付くような量なのでまだ放置気味…なのだが、暇だからレティの元へ行こうかな、と思っても、向こうはどうやらそこそこ量が多いらしく、まあまあ忙しそうで止めておくことにした。
手伝おうか、とも思ったけれど、手伝えることがそうないようだったし。
「そういえば、今丁度ここが休みだから、って遊びに来てる奴らがちらほらいなかったっけか?」
「いたね、そういう人たち。どうせ暇だし、そっちでおしゃべりでもしてようかなあ」
ふとそんなことを思い出したのか、ワリオからそんなことを言われた。
…正直なところ、僕の知り合いは特に来ていないこともあって忘れ気味ではあったけれど。
誰か、面白い子がいるかも知れないし、行ってみようかな…なんて。
少なくとも暇を持て余すくらいならそちらの方が良いので、ワリオにちょっと行ってくるね、とだけ告げて、その場を後にした。
「あ、リーフ…?」
「あら、ネス。もしかして暇でフラフラしてるの?」
ちょっと廊下を歩いてみれば、リーフとフシギソウを興味津々に見つめる女の子がいて。
リーフの言葉にそうだね、と返事をしてから、見知らぬ女の子について訊ねてみた。
「その子、リーフの知り合い?」
「ううん、私じゃ無くってレティの知り合い」
「初めまして、マイっていいます」
自身のことが話題に上がっていると気付いたのか、女の子…マイがこちらへ向き直り、簡単に挨拶をしてくれた。
僕からも簡単に自己紹介を済ませると、レティの知り合い、と言うところが少し気になったこともあって、リーフと僕とマイの三人でお喋りを始めた。