ここは呆れ返るほど平和な星、ポップスター。

...そう書くと、皆仲良し、と思うかもしれない。

まぁ実際、大概はそうだけど。
その中で、いじめられているワドルディがいた。

「お前って本当に鈍くさいよな」
「マジそれなwwww」
「どっかいけよ」

こんなことは日常茶飯事。
もっと大変なこともある。
どこからか槍を用いてきたり、更にはロッキーやシミラといった、いわゆる能力持ちのやつらを連れてくる事だってある。

今日は蹴られるだけで済みそうだ...。

「やめてください！なんでそんな事をするんですか！」

ふと、どこかから声が聞こえる。
どうやら、誰か仲裁に入ってきたようだ...。


…今はまだ誰も知らない。
このワドルディが...いじめられているワドルディが、沢山の星々を渡り歩くことになることを。