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ワドルディ 旅の回歴

いやー、行くとはいったけども…

「1、2、3…数が合わないですね…」
「えっ!?あ、ほんとだ。
僕は君と組んだらいいと思うけど、それだと一人余っちゃうね…」

誰か一人ペアを作れない為に、バトルの一部ができないという問題が出てきたのだ。
どうしよう、どうしよう…

「二手に分かれてボッコボコにしようと思ったんだけどなー。うーん」
「カービィ…今さらりと怖いこと言ったね」
「えっ?そう?僕にとってはいつもどおりなんだけどねえ」
「あのー…僕は…」

あ。そう言えば…
今のゴタゴタで、バンダナさんがいることを忘れてた。
しかも僕だけじゃなくて、この場にいた3人みんな忘れてたらしい。

なら、人数は合うね!よかったよかった!

「じゃあ僕はバンダナと組むよ!そしたら2チームでボッコボコにできる!そうでしょ?」
「それじゃ、これで決まり!だね」
「ローパーはお留守番だからね。…一人でも大丈夫?」

そうローパーに確認も兼ねて尋ねていると、後ろから
「大丈夫大丈夫!何かあれば、俺様が守ってやるから安心しろ!」
「僕もスティックが戻った事ですし、その件は大丈夫ですよ!」
と、心強い言葉が聞こえてきた。

なら、大丈夫かな。
というわけでローパーから降りて、一言声をかけてから、入り口へ走っていった。

なおこの時かけた一言は「いい子にして待っててね」という。
永遠に分かれたりはしないよ!多分。

「じゃあ僕たち、フラッグシュートやってくるね!」
「じゃあ、僕たちは…これにする?
スマッシュホッケー」

まあよくわからないのが事実なんだけれど、なんだか面白そうだと思ったので、二つ返事でいいと言ってしまった。

…実際やると予想外に怖かった。これが。

「わー!ぼくアイツらとたたかうんだねー!あ、ぼくスフィ!」
「「!!??」」
「あれ?なんでそんなにおどろくの?」
「す、スフィアローパーが…喋ってる…?ローパー以外にも喋る子がいるってこと…?」
「え!ぼくいがいにもおはなしできるこがいるの!?おしえておしえて!」

なんかわからないけれど、相手になったチームはスフィアローパーとウジャのチームだった。
しかしまあ、どうしてまたこうもハイテンションな奴と空気になっているやつを組み合わせたんだろう…

どう考えても合う訳ない。

そうやって侮ったのがいけなかったかなあ…当てられるスレスレがすごかった。
人は見かけじゃない…それがよく分かったよ!

この試合はシャドーさんのおかげでなんとか勝てた。
僕パラソルで防いでただけだけれどね!
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