ワドルディ 旅の回歴
ふと、目が覚める。
えっと俺は、何をしていてどうしたんだったか…
…そうそう、思い出した。今はアナザーとか呼ばれてたあいつから棒を取り返すんだった。
それで鈍臭いこいつが真っ先に狙われたんだったな。
それをはっきりと思い出してから、すっくと立ち上がる。
「あ、わど!よかったあ、気がついたんだ!」
「まあな。それより、早くスティックを取り返さねえと」
「あれ…?わど、なんかへんじゃない?」
「ん?ああ、ごめんごめん。
俺はワドルディ…お前が知ってる奴の、もう一つの顔だ。安心しろ、別に危害を加えに来た訳じゃない」
そういうと安心したのか、ローパーはそっかあ、ちょっとちがうわどなんだね!となんかずれている気がするが、納得したようだった。
周りを確認する限りだと、今はカービィとシャドーの二人が応戦しているようだ。
「ローパー、行くぞ!人数は少ないより多い方がより優勢になる!」
「それなら僕も乗せてくれませんか?」
いつの間にか近くにいたらしいジャハルビートがそう頼んでくる。
スティックを取り戻した後、できるだけ早く力に加わりたいんだとか。
「分かった。ローパー、二人はいけるか?」
「だいじょーぶ!へいき!」
…この時、ジャハルビートはワドルディが兄貴分のように感じたんだとか。
「一体今度は何が目的なのさ!僕を討ち取るだけじゃないでしょ、絶対!」
「さすがもう一人の僕!勘がいいねー。ああ勿論、本来の目的は別にあるさ」
「んで、俺らに何の関わりがあるってんだ?」
一斉に視線がこちらを向く。
アナザーは一瞬驚いたような表情をしたと思うと、企み顔のような笑いを作り、
「きみたちとの関わり?そいつだよ。こっちにそいつを渡してくれたらスティックは返す。もちろん、ここからも引くよ?」
と急に迫ってきた。
「お前らにこいつを渡すか、って?
ンな訳ねえだろ。誰が渡すか!」
「そっかあ。じゃあ仕方ない…
それえっ!」
また気絶させようと思ったのか、スティックを振り上げ、叩こうとしてきた。
…そう、叩かれたのではなく、されそうになった、というだけだ。
なんと、ジャハルビートがちょうど受け止め、アナザーからスティックを奪還しようと、なんとか奮闘していた。
「僕の…スティック…返しなさい!」
「へ…うわ、わわっ!」
ジャハルビートが思い切り振り回したのか、真偽の程はわからないけれど、どうやらスティックを取り戻したようだった。
これで準備は整った。
えっと俺は、何をしていてどうしたんだったか…
…そうそう、思い出した。今はアナザーとか呼ばれてたあいつから棒を取り返すんだった。
それで鈍臭いこいつが真っ先に狙われたんだったな。
それをはっきりと思い出してから、すっくと立ち上がる。
「あ、わど!よかったあ、気がついたんだ!」
「まあな。それより、早くスティックを取り返さねえと」
「あれ…?わど、なんかへんじゃない?」
「ん?ああ、ごめんごめん。
俺はワドルディ…お前が知ってる奴の、もう一つの顔だ。安心しろ、別に危害を加えに来た訳じゃない」
そういうと安心したのか、ローパーはそっかあ、ちょっとちがうわどなんだね!となんかずれている気がするが、納得したようだった。
周りを確認する限りだと、今はカービィとシャドーの二人が応戦しているようだ。
「ローパー、行くぞ!人数は少ないより多い方がより優勢になる!」
「それなら僕も乗せてくれませんか?」
いつの間にか近くにいたらしいジャハルビートがそう頼んでくる。
スティックを取り戻した後、できるだけ早く力に加わりたいんだとか。
「分かった。ローパー、二人はいけるか?」
「だいじょーぶ!へいき!」
…この時、ジャハルビートはワドルディが兄貴分のように感じたんだとか。
「一体今度は何が目的なのさ!僕を討ち取るだけじゃないでしょ、絶対!」
「さすがもう一人の僕!勘がいいねー。ああ勿論、本来の目的は別にあるさ」
「んで、俺らに何の関わりがあるってんだ?」
一斉に視線がこちらを向く。
アナザーは一瞬驚いたような表情をしたと思うと、企み顔のような笑いを作り、
「きみたちとの関わり?そいつだよ。こっちにそいつを渡してくれたらスティックは返す。もちろん、ここからも引くよ?」
と急に迫ってきた。
「お前らにこいつを渡すか、って?
ンな訳ねえだろ。誰が渡すか!」
「そっかあ。じゃあ仕方ない…
それえっ!」
また気絶させようと思ったのか、スティックを振り上げ、叩こうとしてきた。
…そう、叩かれたのではなく、されそうになった、というだけだ。
なんと、ジャハルビートがちょうど受け止め、アナザーからスティックを奪還しようと、なんとか奮闘していた。
「僕の…スティック…返しなさい!」
「へ…うわ、わわっ!」
ジャハルビートが思い切り振り回したのか、真偽の程はわからないけれど、どうやらスティックを取り戻したようだった。
これで準備は整った。