過去の因果と歩むべく今
“うわぁ!みて!たくさんおそらをとんでるよ!!”
“本当ね。鳥とかを見るの、初めてだもんね”
興奮状態の俺。
それをそばでそっと見守るお婆ちゃん。
“ちょっと用事があるから、そろそろ行くわね。
代わりにお母さんが来てくれるみたいだけど…
一人で待てる?”
“うんっ!”
しかし、その判断が悲劇を招くこととなった。
“ぼくもとべるもん!
ちょっとぐらいとんでもいいよね”
そう思って、飛び始めた数秒後、
“あぶない!!”
当時の俺の記憶はこの言葉が最後だ。
“本当ね。鳥とかを見るの、初めてだもんね”
興奮状態の俺。
それをそばでそっと見守るお婆ちゃん。
“ちょっと用事があるから、そろそろ行くわね。
代わりにお母さんが来てくれるみたいだけど…
一人で待てる?”
“うんっ!”
しかし、その判断が悲劇を招くこととなった。
“ぼくもとべるもん!
ちょっとぐらいとんでもいいよね”
そう思って、飛び始めた数秒後、
“あぶない!!”
当時の俺の記憶はこの言葉が最後だ。