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まばゆい程の光を従えて

私は、よく鈍感だといわれる。
どこをどう見てそう思ったか知らないが。

《ズドォォーン》

「!?」
何の音だろうか。森の入り口からしたが…
「ミルティ!!…危ないッ!!」

ドゴォォーーン。

「ロリポップ!?どうしてここに?」
「話はあとっ!とにかく…応戦しなきゃ!」

私は真面目に鈍感でないかと自分でも思った。
てか、あいつはだれや?

「ミルティ…!あいつ…闇属性…みたいだから…ちょっと行ってくる」
「クロッカ!!…そうだ!クロッカ、ちょっと待って!
 ごにょごにょごにょごにょごにょ…」
「!分かった!こう…すれば、いいんだね…?」
「そうそう!」

===数分後===

「ミルティ!!…じゃあ…行くよ…?」
「もちろん。だから頼んだんだもん」

私は相手から少し力を奪い、大きなエネルギーに身を包んだクロッカと手のひらを合わせ、そのエネルギーを体に取り込んだ。
実は、本で見たのだが、この時に変換し生成されるエネルギーはほとんど同じらしいのだ。
つまり、うまくいけばエネルギーを分けることもできる、ということなのだ。
…うまくいけばの話だが。

今回は初めてだが…うまくいったようだ。
「ロリポップ!下がってて!」
「!うん、任せる!」

『スパイラルシャイニングバースト!!』

この技を、はじめて使った。

《グワァァ…ッ》

そして、この件は幕を閉じた。
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