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まばゆい程の光を従えて

「ほら、ミルティ!早くおいでよ」
「待ってよーロリポップ…私ロリポップと違ってどこかの守護です、とかないからそんなにタフじゃないよー…
 というかクロッカも早いよ―、待って~…」
「私は…今…夜だから…少し…いつもより、元気なだけ…」

そう。今更だが、私はミルティ。
クロッカとは、対照的だが似ているとこもあり、とても仲がいいのだ。
ロリポップともよく遊んでたりする。

「ミルティは…光を…エネルギーに変える…夜は…どうしても…変換効率が悪いから…」
「昼間のクロッカがすごすぎるよー…」

そうなのだ。私の特異体質なところ…それが、
クロッカの言っていたこと、そのままの所だ。
クロッカは光でなく、闇をエネルギーに変える事が出来る。
対照的…だが、私もクロッカもそれ以外はできない。そして光なら闇に、闇なら光の所へいると、少し弱ってしまう。

「ほら、もう少しで月や星、星雲といったものがよく見えるようなとこにつくよ!」
「ほら…ミルティ…頑張ろうよ…」

そして…
「着いたぁーっ…ツカレタ」

でも、そんな疲れも吹き飛ぶくらい、その夜空はきれいで…
何とも言えないほど、美しくて…
また、ここへ来て見たいな、と思った。
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