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まばゆい程の光を従えて

バサッ、バサリ。
そんな風を切るような音を聞きながら、私は飛ぶ。

もっと上に、もっと上空にと…。

きっとここを超えたら、とてもきれいな空を見る事が出来ると信じて。
だが…雲を抜けたって、きれいな空はない。
どんよりした空気に、重々しいほどに赤黒く染まった空。

どうして、見れないのだろう…
そういえば…なぜ、ここへ来たんだっけ。忘れてしまった。
でも…こんなはずじゃなかったのに。どうして…?

私は、泣き崩れてしまった。その時、上空にいたものだから、泣き崩れバランスを崩した私は、そのまま遥かに下の地面へ真っ逆さまに落ちていく。

あぁ…もうダメだ…

「…!!」
夢か。にしても、最近よく見るけど、何かの暗示だろうか…
もしそうなら、良からぬ事でなくてほしいと思うが。

というか…夕方?昼寝してしまったんだろうか。
もうすることもないし、今日はいいや、と思ったので、外出はしなかった。
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