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心の底からの安らぎを

ここはとてもいい。
静かで、のんびりしていて…
眠くなってきた…言っとくと、封印だけでもかなりとるのだ。体力を。

「…って、寝ちゃダメじゃね?」
「!?って、ジャッキーにスプールク。どうしたの」
「どうした、って…
 遊びに来たんだけど…」

…いや、びっくりした。って、そういえば…
「スプールク、ロリポップはどうしたの?」
「用があるとか何とか…」

つまりは、暇でついてきたのか。おい…
「…で、別にすることもないよ?」
「まあな。でも、ここってこの世界髄一の景色がきれいなとこだからさ、なんか見たくなって。
 これ見てるとさ、少し気が軽くなるんだ。」

そういえば、ジャッキーは昔、事故にあったとか…。
結局、似たり寄ったりなのか。

…この景色は、きっと損なわれることなく、ずっと存在し続けるだろう。
その度にきっと、これに救われるに違いない。


あの当時、こうであったのなら…

でも、もうなってしまったものは仕方がない。
それなら、これを経験として進めばいい。

ゆっくりと、でも一歩ずつ確実に。
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