闇の帳の中で、僕らは
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「…はあ…」
あれからもう三日。
体中の麻痺は引いてきたけれど、まだまだ痛みは残っていて。
…あんな事しなければよかった…
ちなみに今は休むようにきつーく言われてしまっているせいで、なんにもできない。
「もうそろそろ、動こうと思ったら動けるのに…」
「あ、ネス。暇そうだね」
「マルス…だって…」
そう僕が文句を言いたげな表情をすると、まあまあと諫められる。
…どうやらマルスもマルスで今日はなんにもなく、ただ暇らしい。
僕らは並ぶようにして座ると、ぼんやりと空を眺めはじめた。
「…レティ、どうしてるのかな…」
「レティ…?」
「うん。ずっとね、レティのもとに行ってたの。こうなる前まで」
思わずぽつりとつぶやいた言葉が気になったのか、マルスが興味深そうに訊ねてくる。
僕はそんなマルスに頷いてから、ぽつりぽつりと話し始めた。
「大分前にあったときに、戻るつもりはないって言ってたんだ、レティ。だから、少しずつ戻りたい、って思ってくれるように毎日通ってたの」
「へえ」
「けどね、途中で間違えちゃって…
リンクたちがなんとかしてみる、って言ってたけど…無理だと思う。レティ、今拒絶反応が激しいから…」
きっとまた苛烈な争いをするだけで、僕らの元には戻ってこない。
そんな気だけがするのだ。
今のレティは、急には戻ってこないだろうから。
…というかそんなにあっさり戻ってきてくれていれば、僕だってこんなに手を焼くこともなかったような気がするのだが。
「明日、また…行ってみようかな」
「えっ、でも…」
「大丈夫だよ、心配しないで!もう大分普通に動けるようになってきてるしさ」
あれからもう三日。
体中の麻痺は引いてきたけれど、まだまだ痛みは残っていて。
…あんな事しなければよかった…
ちなみに今は休むようにきつーく言われてしまっているせいで、なんにもできない。
「もうそろそろ、動こうと思ったら動けるのに…」
「あ、ネス。暇そうだね」
「マルス…だって…」
そう僕が文句を言いたげな表情をすると、まあまあと諫められる。
…どうやらマルスもマルスで今日はなんにもなく、ただ暇らしい。
僕らは並ぶようにして座ると、ぼんやりと空を眺めはじめた。
「…レティ、どうしてるのかな…」
「レティ…?」
「うん。ずっとね、レティのもとに行ってたの。こうなる前まで」
思わずぽつりとつぶやいた言葉が気になったのか、マルスが興味深そうに訊ねてくる。
僕はそんなマルスに頷いてから、ぽつりぽつりと話し始めた。
「大分前にあったときに、戻るつもりはないって言ってたんだ、レティ。だから、少しずつ戻りたい、って思ってくれるように毎日通ってたの」
「へえ」
「けどね、途中で間違えちゃって…
リンクたちがなんとかしてみる、って言ってたけど…無理だと思う。レティ、今拒絶反応が激しいから…」
きっとまた苛烈な争いをするだけで、僕らの元には戻ってこない。
そんな気だけがするのだ。
今のレティは、急には戻ってこないだろうから。
…というかそんなにあっさり戻ってきてくれていれば、僕だってこんなに手を焼くこともなかったような気がするのだが。
「明日、また…行ってみようかな」
「えっ、でも…」
「大丈夫だよ、心配しないで!もう大分普通に動けるようになってきてるしさ」