闇の帳の中で、僕らは
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そんなことがあった、次の日。
「レティー、おーい…!」
今日もまた、いつものように会いに来ただけのはずだった。
なのに、不意打ちのように青黒い刃が飛ばされてきた。
自分自身に刺さりこそしてはいないものの、足下へ突き刺さったそれを思わず呆然と見つめる。
それからしばらくして、レティの方を向いた。
「どうしたの…?ねえ、」
「…さっさと終わらせるぞ」
「えっ、どういうこと!?ねえってばっ!」
その一言を除いて何も言わないまま、攻撃が降りかかりはじめる。
訊ねても答えてくれないのはおろか、そもそも訊ねさせてくれようともしてくれなくて。
僕は訳も分からないまま、不意打ちのように始まった攻撃をどうにかかわしながら、とにもかくにも応戦しはじめたのだった。
…まあ、避けながらとはいったけれど避けきれるわけもなく。
攻撃ペースに対して、反応が追いつかない。
あっという間に、僕は追い詰められてしまう。
「…何で、何でよ…」
「…うるさい」
「あ…っ!」
困惑から何もできずにいれば、黒色に染まった蔦で打ち付けてくる。
…でも何故だろう。大してダメージも受けていないはずのレティが、疲れてきているような…
そんなことを考えていると、不意にカラン、と乾いたような金属音が聞こえてきた。
「フランクリン…バッヂ…」
「…っ!」
「!」
まあゆっくり考えるような間もなく、レティから青黒い刃がいくつか飛ばされる。
流石にもう避けきれない…
そう思っていた…のだが、カキン、という音がしただけで痛みが全くない。
恐る恐る目を開ければ、なんと目の前で脱力したように座り込むレティの姿が見えて。
…さらによく見れば、お腹のあたりにじわじわと赤いシミが広がっていくのが分かって。
「…レティ!?」
「ふ…ふふ…あはははは…
これは俺の勝ち、だな…」
そう笑い声を上げながら、レティが呟いた。
「レティー、おーい…!」
今日もまた、いつものように会いに来ただけのはずだった。
なのに、不意打ちのように青黒い刃が飛ばされてきた。
自分自身に刺さりこそしてはいないものの、足下へ突き刺さったそれを思わず呆然と見つめる。
それからしばらくして、レティの方を向いた。
「どうしたの…?ねえ、」
「…さっさと終わらせるぞ」
「えっ、どういうこと!?ねえってばっ!」
その一言を除いて何も言わないまま、攻撃が降りかかりはじめる。
訊ねても答えてくれないのはおろか、そもそも訊ねさせてくれようともしてくれなくて。
僕は訳も分からないまま、不意打ちのように始まった攻撃をどうにかかわしながら、とにもかくにも応戦しはじめたのだった。
…まあ、避けながらとはいったけれど避けきれるわけもなく。
攻撃ペースに対して、反応が追いつかない。
あっという間に、僕は追い詰められてしまう。
「…何で、何でよ…」
「…うるさい」
「あ…っ!」
困惑から何もできずにいれば、黒色に染まった蔦で打ち付けてくる。
…でも何故だろう。大してダメージも受けていないはずのレティが、疲れてきているような…
そんなことを考えていると、不意にカラン、と乾いたような金属音が聞こえてきた。
「フランクリン…バッヂ…」
「…っ!」
「!」
まあゆっくり考えるような間もなく、レティから青黒い刃がいくつか飛ばされる。
流石にもう避けきれない…
そう思っていた…のだが、カキン、という音がしただけで痛みが全くない。
恐る恐る目を開ければ、なんと目の前で脱力したように座り込むレティの姿が見えて。
…さらによく見れば、お腹のあたりにじわじわと赤いシミが広がっていくのが分かって。
「…レティ!?」
「ふ…ふふ…あはははは…
これは俺の勝ち、だな…」
そう笑い声を上げながら、レティが呟いた。