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闇の帳の中で、僕らは

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無愛想気味な男の子。本当は素直で優しい。

まだ残された皆を探して、再びこの地を訪れた。
…この地、と呼ぶのは灯火の星の世界のこと。

僕ははじめの頃にカービィに助けられた。

「あとは…いち、にい、さん…」
「今度は僕らや新しい仲間もいるから、百人力だね!」
「ふふ。期待に添えるかは分かりませんが、頑張ります」

そう笑ったのはホムラ。
少し前に、僕らと合流したんだ。

…あれ、ヒカリはどうしたんだろう。大体一緒にいる気がするけど…ま、いいか。

ちなみに、そんな仲間はほかにもたくさんいる。

「…さーんじゅっ、さんじゅいーち、さんじゅにぃーっ!
えーと、みんなでなんにんだっけ…?」
「ぼくらを含めて、80近い人数がいたかな。元の人数で見たら、大体半分じゃない?」
「んー…えーと、んーと…いっぱいいてわかんないや…」

さっき人数を数えていたカービィが、そう困ったように頭をかく。
そばで聞いていたエンダーマン曰く、どうやら半数近くがまだ囚われの身であるらしい。

…それは思ったより助かっていると言うべきか、まだそれほど残されたままと捉えるべきなのか…

まあ僕としては、そんなことよりもどうしても助けたいと思っている男の子の方が割と大事だったりするけれど。
一度前に会ったその時には、もう何もかもを諦めたかのように気怠そうな様子をしていたことを覚えている。

でも元々はそんなこともなくて、ただ見知らぬ相手や感情表現が苦手で、無愛想さがどうしても全面に出てしまうような子、というだけ。
…なんなら僕にとって、この世界でのお兄ちゃんみたいな存在だったんだよ。

そんなこともあって、その子を助けることだけはどうしても譲れない。

「…絶対に助けるんだ。だから…」

待ってて、レティ

そんな呟きは誰にも聞かれることのないまま、空へと消えていった。
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