「…あれ？ここは…」
「気が付いた？よかったー。」

あれから、ポピーブロスＪｒは気を失っていて、ずっとベットに寝かせていたのだ。

「もうすぐ暮れるし、ボクはそろそろ帰るのサ。」
「う、うん。またきてね。（むっちゃ照れる…うまく話せない…）」
「ま、また来てやるのサ。（うわなにこの緊張感）」

まぁそんなこんなで、マルクちんは帰って行った。（なにこの空気とか、そこ、言わない。）

「…で、ポピーブロスＪｒ、体調とかどう？何かあったりする？」
「いえ、大丈夫です。それより…ポピーで良いですよ！名前。長くて、言いにくいでしょう。」
「じゃあポピー。一人で、かえれる？」
「そのことでお願いなんですが…助けてもらって、また何なんですけど…」

ぼくちんは、そのことを言われ、頭に？が広がった。えっ、家に帰るだけの話じゃ…

「ぼく、帰るところがないんです…。だから、その、厚かましいのは百も承知ですが…
ここに、住まわさせてくれませんか？」
「…えっと…つまり、『居候』？」
「多分、そういうことになりますね。あ、でも、ただで、とは言わないので！！
手伝いにせよ、何にしても、やりますから！」
「…でも、二人住まうには、狭いと思うよ？」
「別にかまいませんよ。それくらい。」

…どうやら、ポピーは本当にここに住みたいらしい。それを強く言い返すことも出来ないぼくちんは、
「わかったよ…仕方ないなぁ。」
と、おｋを出していた。
「ありがとうございます！あの…これから、よろしくお願いしますね！」

というわけで、一緒に住むことになったのだった。