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とある日のこと。

…怖い。暗がりだけはやっぱり駄目だ。誰かとこればよかったな…。

「止めてください…お願いですから…。」
「…!?」

ぼくちんは思わず、声のしたほうへと走り出した。

そこには、
「…ポピーブロスJr?」
がいた。ひどい傷を負って。

その周りを囲むかのように、ブロッキー・サーキブル・ボンカースが立って(?)いた。
こいつらは、風の噂で暴れん坊だと知っていた。

「やめて!!」

考えるより早いか、思わず、叫んでいた。

「なんだ?ケンカ売ってんのかテメーは」
「やめて!お前たちのせいで、ひどいけがを負っているじゃないか!!」
「そこまで言うならやるか?やりてぇのか?」

「どうしよう…」

ぼくちんには、箒がある。魔法もある程度使える。でも…


攻撃魔法が、使えないのだ。


下手すると、変なことが起こりかねない。どうする、ぼくちん。

「おりゃっ!!」
「!?」

不意打ちとは…ひどい(よけたけど)。

ぼくちんは、仕返しといわんばかりに、
「えーーいっ!!」
と、箒で頭をポカ、と一発殴った。

まぁ、大した攻撃にはならないけど。
その隙に、ポピーブロスJrを抱え、ここを何とか出ることができた。
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