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片思いするボクとアノ子

森の奥となると、やっぱり静かだ。

ボクは少し気持ちを整えた後、カービィに今の気持ちをそのまま、素直に伝えた。
「カービィ。驚くかもしれないケド、あのね。
ボク、キミのことが…スキなんだ。
キミのことを僕は裏切ったし、凄く傷つけた。そのコトは今も申し訳なく思ってるんダ。
そんなボクだけれど…キミがスキなんだ。
こんなボクでいいのなら、付き合ってほしいんダケド…」

カービィは、ボクの話を静かに聞いていた…と思ったら。
ボクが言い終わる前に


…『キス』をしてきた。

これが『口移し』でないコトぐらい、ボクでもわかった。
ボクは思わず、顔が真っ赤になってしまった。
「!? カービィ!?」

「まだ怒ってると思ってたの?」
思わず、キョトンとするボク。

ソンナボクをカービィはじっと見つめている。
「僕も大好きだよ、マホロア。」

その日の夕方。ボクとカービィはお互い寄り添いあいながら、夕日が沈むのを眺めていた。
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ブラボー