凍てつく氷に焼き尽くす炎
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「あのキノコを食べたのに、よくここまでたどり着けたわね」
もう一周回って感心しているのか、ミクソリディアさんからそんな事を言われる。
困ったような苦笑いを返すと、聞きたい事は分かっていると言われた。
「えっ?」
「このタネヒネリ島の針は、丘の上にあるわよ。
あなたたちが抜きたいなら、いつでも…」
そう言われ、少しばかり喜んでいうと、ただし、と釘を差されてしまう。
「私が仕掛けた、具体的な結界が破れたらね」
「具体的な、結界…?」
「まあ、見てのお楽しみよ。
そうそう。あなたたちが海で落とした荷物は、うちのハチが一つ残らず拾っておいてくれたわ。お礼を言ってあげなさい」
そんな事を話した後、ハチ…と呼ばれたたこの元を訪ねると、拾ってくれていたらしいアイテムを渡してくれる。
お礼を言った後、僕らはその具体的な結界と言うのが一体何なのかも分からないまま、歩いて針のあるところへと向かったのだった。
「「けっかいトリオ」って、こ、こ、これか。
いちいち名前が彫りつけてあるぞ」
「あっ、本当だ」
「ええと…けっかいちゃん、けっかいくん、けっかいどん…」
「それもまた安直だな…」
「まあそんな事より、本当に強いのか?」
そう、クマトラが言うのが聞こえてしまったのか、僕らはけっかいトリオに襲われてしまった。
でも…苦戦って言う苦戦もしないし、強いのかなあ?
なんて思っていた矢先だった。
「!」
「「!!」」
「あれっ、ポーズが変わった…?」
「ん!?PKファイヤーβが通じてない!?」
予想の斜め上へ行く方向の強さに肝を抜かれながら、これまた苛烈な攻撃をどうにか耐え忍びながら戦う。
しばらく苦戦しつつも戦っていると、けっかいトリオはついにポーズを崩した。
ここまでこればこちらのものだ!と思っていると、隠し球であるかのようにPKスターストームが僕らへ浴びせられた。
「う、ぐっ…」
「ダスター!」
「…!」
「ワンワン!(あっ、またくる!)」
咄嗟に、身構えるようなポーズを取る。
…けど、なにも来ない。
力がもう、残っていないようだった。
そんなけっかいトリオたちは、最後にもう一度ポーズをとりだして…
なんというか、素敵だった。
「とりあえず…勝ったし良いか」
「よし、針を…ん?」
「あ、あれは…」
見覚えのある乗り物。
そこから、この前にも会ったかめんのおとこが現れた。
「…」
「…わあっ!?」
無言でこちらへ詰め寄ってきたと思うと、邪魔と言わんばかりに雷を落とされた。
そのまま僕らは飛ばされ、気を失ってしまった。
もう一周回って感心しているのか、ミクソリディアさんからそんな事を言われる。
困ったような苦笑いを返すと、聞きたい事は分かっていると言われた。
「えっ?」
「このタネヒネリ島の針は、丘の上にあるわよ。
あなたたちが抜きたいなら、いつでも…」
そう言われ、少しばかり喜んでいうと、ただし、と釘を差されてしまう。
「私が仕掛けた、具体的な結界が破れたらね」
「具体的な、結界…?」
「まあ、見てのお楽しみよ。
そうそう。あなたたちが海で落とした荷物は、うちのハチが一つ残らず拾っておいてくれたわ。お礼を言ってあげなさい」
そんな事を話した後、ハチ…と呼ばれたたこの元を訪ねると、拾ってくれていたらしいアイテムを渡してくれる。
お礼を言った後、僕らはその具体的な結界と言うのが一体何なのかも分からないまま、歩いて針のあるところへと向かったのだった。
「「けっかいトリオ」って、こ、こ、これか。
いちいち名前が彫りつけてあるぞ」
「あっ、本当だ」
「ええと…けっかいちゃん、けっかいくん、けっかいどん…」
「それもまた安直だな…」
「まあそんな事より、本当に強いのか?」
そう、クマトラが言うのが聞こえてしまったのか、僕らはけっかいトリオに襲われてしまった。
でも…苦戦って言う苦戦もしないし、強いのかなあ?
なんて思っていた矢先だった。
「!」
「「!!」」
「あれっ、ポーズが変わった…?」
「ん!?PKファイヤーβが通じてない!?」
予想の斜め上へ行く方向の強さに肝を抜かれながら、これまた苛烈な攻撃をどうにか耐え忍びながら戦う。
しばらく苦戦しつつも戦っていると、けっかいトリオはついにポーズを崩した。
ここまでこればこちらのものだ!と思っていると、隠し球であるかのようにPKスターストームが僕らへ浴びせられた。
「う、ぐっ…」
「ダスター!」
「…!」
「ワンワン!(あっ、またくる!)」
咄嗟に、身構えるようなポーズを取る。
…けど、なにも来ない。
力がもう、残っていないようだった。
そんなけっかいトリオたちは、最後にもう一度ポーズをとりだして…
なんというか、素敵だった。
「とりあえず…勝ったし良いか」
「よし、針を…ん?」
「あ、あれは…」
見覚えのある乗り物。
そこから、この前にも会ったかめんのおとこが現れた。
「…」
「…わあっ!?」
無言でこちらへ詰め寄ってきたと思うと、邪魔と言わんばかりに雷を落とされた。
そのまま僕らは飛ばされ、気を失ってしまった。