凍てつく氷に焼き尽くす炎
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クマトラとも一緒になってから、どこにあるのかは分からないまま、ひとまず針を目指して歩いていた。
…はずなのだけど…
「さあ、行こう行こう!勝負のときは来た!」
「は、はあ…」
いつぶりか会ったオケラから、喧嘩を急にふっかけられた。
困惑したままついていくと、比較的広いところへと出てきた。
「なんだ、ここ…」
「おう、びびらずに来たな」
「まあ…」
「ここに居るのが、オレたちの長老だ。
今日は、試合のジャッジをお願いした」
まあとにかく、ズルしたり逃げたりしないように見張ってもらうといったところらしい。
僕的には別に、逃げたりするつもりなんてないのだけど。
「お前さんたち…本当に、コイツと戦うんだな?
悪いことは言わない。逃げるも勇気だ」
「それでも、挑まれたからにはやるつもりです」
「ああ。あんな奴なんかに、オレたちが負けるわけなんかないしな!」
「…どうしてもやると言うのか。
それなら、わしは止めん」
すぐにでも勝負を始めたそうなオケラの方に向き直ると、有無を言わさず勝負が始まった。
あれから3年が経っているんだ。
どれくらい強くなっているか分からないから、気をつけよう…
そんなことを考えながら、僕はオケラへと攻撃をした。
「…ってあれ…?」
「ワン…(終わっちゃったよ…?)」
…弱い。びっくりするくらい弱い。
さほど時間もかからずに勝ってしまった。
これにはジャッジを委ねられたオケラの長老も驚いたらしく、慌てた様子で試合を止めてきた。
「なんか…呆気なかったな」
「こんなに強いオケラの戦士が、このように簡単にやっつけられてしまうとは…
オケラ全体の実力があまり無かった、ということなのかもしれん…」
そんなオケラの長老はこれ以上戦っても無謀だと感じたのか、仲良くなろうと持ちかけてきた。
…どうやら、聞きたいことがあれば訊ねてくれ、ということらしい。
すかさず、クマトラが闇のドラゴンを封印する針についてを訊ねた。
「オケラっていうのは、あんまりいろんなことに詳しくないんだよね。だけど…直感だけど、そういう謎めいたことはこのオケラホールを抜けて、山の方に手がかりがあると思うんだよ。
…と、長老も言いたいと思う」
「そうじゃ、わしもそう思う」
「そっか…」
「まあ、他に当てもないし、そっちに行ってみるよ」
さらに闇のドラゴンについても知らないか訊ねたけれど、本当に何も知らないと返されてしまった。
…オケラホールから出るのは大変で、迷いに迷った挙げ句ようやく出られたのだった。
…はずなのだけど…
「さあ、行こう行こう!勝負のときは来た!」
「は、はあ…」
いつぶりか会ったオケラから、喧嘩を急にふっかけられた。
困惑したままついていくと、比較的広いところへと出てきた。
「なんだ、ここ…」
「おう、びびらずに来たな」
「まあ…」
「ここに居るのが、オレたちの長老だ。
今日は、試合のジャッジをお願いした」
まあとにかく、ズルしたり逃げたりしないように見張ってもらうといったところらしい。
僕的には別に、逃げたりするつもりなんてないのだけど。
「お前さんたち…本当に、コイツと戦うんだな?
悪いことは言わない。逃げるも勇気だ」
「それでも、挑まれたからにはやるつもりです」
「ああ。あんな奴なんかに、オレたちが負けるわけなんかないしな!」
「…どうしてもやると言うのか。
それなら、わしは止めん」
すぐにでも勝負を始めたそうなオケラの方に向き直ると、有無を言わさず勝負が始まった。
あれから3年が経っているんだ。
どれくらい強くなっているか分からないから、気をつけよう…
そんなことを考えながら、僕はオケラへと攻撃をした。
「…ってあれ…?」
「ワン…(終わっちゃったよ…?)」
…弱い。びっくりするくらい弱い。
さほど時間もかからずに勝ってしまった。
これにはジャッジを委ねられたオケラの長老も驚いたらしく、慌てた様子で試合を止めてきた。
「なんか…呆気なかったな」
「こんなに強いオケラの戦士が、このように簡単にやっつけられてしまうとは…
オケラ全体の実力があまり無かった、ということなのかもしれん…」
そんなオケラの長老はこれ以上戦っても無謀だと感じたのか、仲良くなろうと持ちかけてきた。
…どうやら、聞きたいことがあれば訊ねてくれ、ということらしい。
すかさず、クマトラが闇のドラゴンを封印する針についてを訊ねた。
「オケラっていうのは、あんまりいろんなことに詳しくないんだよね。だけど…直感だけど、そういう謎めいたことはこのオケラホールを抜けて、山の方に手がかりがあると思うんだよ。
…と、長老も言いたいと思う」
「そうじゃ、わしもそう思う」
「そっか…」
「まあ、他に当てもないし、そっちに行ってみるよ」
さらに闇のドラゴンについても知らないか訊ねたけれど、本当に何も知らないと返されてしまった。
…オケラホールから出るのは大変で、迷いに迷った挙げ句ようやく出られたのだった。