占いは信じなくても当たる時は当たる・後(沖田視点)【星の砂】
主人公
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
昼前のかぶき町、人通りの少ない路地に1発のバズーカの音が響く
「はいはーい、そこのお兄さんちょっと止まってー」
首から下げた笛をくわえ、目の前にうつ伏せに倒れる男に近づく
身体を揺するが男からの反応は無く、俺はそっと目を閉じバズーカを地面に置いた
「ダメだ、もう死んでらァ」
「いや殺ったのアンタだよね!?」
振り向く俺に山崎がツッコミを入れる
最近世間を賑わせている強盗犯の居場所を突き止めた俺と山崎は朝から犯人の追跡に当たっていた
「あ、良かったまだ死んでない、気絶してるだけか。…全くいい加減なこと言わないでくださいよ沖田隊長!」
男の傍に腰を下ろし、溜息をつく山崎を睨む
「うるせェな。いっつも血腥い仕事ばっかやってんだ、たまにはこういう何処ぞの名探偵みたいな気分も味わってみてェだろ」
「いやバズーカ撃ってましたよね?真相聞く気すらなかったですよね?」
「ちゃんと3分の2殺しでィ。どうせなら抵抗出来ねェくらいにしといた方が事情聴取もしやすいってもんだろ」
「3分の2って…もうそれ死んでるようなもんですから…。まったく、強盗犯かもしれないってだけでバズーカ撃たないでくださいよ迷探偵」
「あーうそうそ。本当は昨日徹夜でコナン読んでたから殺人事件が起きた時の為に俺も探偵出来るよう練習しておこうと思ったんでィ」
「そうですね、あと数ミリズレて当たってたら間違いなく起きてましたね、殺人事件」
山崎の冷ややかな視線を無視して目の前に倒れる男を見つめる
「で、こいつは一体どうするんでィ」
「とりあえず連行して事情聴取するしかないですね。…気絶してるから俺達で車まで運ばないとダメですけど」
言いながら不満げに俺を見る山崎
「なんでィ、こいつが強盗犯だってオメーが言ったんじゃねェか」
「俺は強盗犯…かもしれないって言ったんですよ!」
「そうだっけかィ?コナン読んで寝不足だったからあんま話聞いてなかった」
「どんだけ自分都合!?」
「はいはーい、そこのお兄さんちょっと止まってー」
首から下げた笛をくわえ、目の前にうつ伏せに倒れる男に近づく
身体を揺するが男からの反応は無く、俺はそっと目を閉じバズーカを地面に置いた
「ダメだ、もう死んでらァ」
「いや殺ったのアンタだよね!?」
振り向く俺に山崎がツッコミを入れる
最近世間を賑わせている強盗犯の居場所を突き止めた俺と山崎は朝から犯人の追跡に当たっていた
「あ、良かったまだ死んでない、気絶してるだけか。…全くいい加減なこと言わないでくださいよ沖田隊長!」
男の傍に腰を下ろし、溜息をつく山崎を睨む
「うるせェな。いっつも血腥い仕事ばっかやってんだ、たまにはこういう何処ぞの名探偵みたいな気分も味わってみてェだろ」
「いやバズーカ撃ってましたよね?真相聞く気すらなかったですよね?」
「ちゃんと3分の2殺しでィ。どうせなら抵抗出来ねェくらいにしといた方が事情聴取もしやすいってもんだろ」
「3分の2って…もうそれ死んでるようなもんですから…。まったく、強盗犯かもしれないってだけでバズーカ撃たないでくださいよ迷探偵」
「あーうそうそ。本当は昨日徹夜でコナン読んでたから殺人事件が起きた時の為に俺も探偵出来るよう練習しておこうと思ったんでィ」
「そうですね、あと数ミリズレて当たってたら間違いなく起きてましたね、殺人事件」
山崎の冷ややかな視線を無視して目の前に倒れる男を見つめる
「で、こいつは一体どうするんでィ」
「とりあえず連行して事情聴取するしかないですね。…気絶してるから俺達で車まで運ばないとダメですけど」
言いながら不満げに俺を見る山崎
「なんでィ、こいつが強盗犯だってオメーが言ったんじゃねェか」
「俺は強盗犯…かもしれないって言ったんですよ!」
「そうだっけかィ?コナン読んで寝不足だったからあんま話聞いてなかった」
「どんだけ自分都合!?」