第19章 約束と決意
主人公
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
2年前の春、私たちは出逢った
「大丈夫か?」
『っ!は、はい。ありがとうございます!』
そしてその1ヶ月後に
『好きです!付き合って下さい』
「…は?」
沖田に出逢った
『覚えてませんか!?私の顔!』
「…いや、あんたのこと今初めて知りやした」
『以前階段であなたに助けてもらったんです!』
「記憶にねェ…勘違いじゃないですかィ?」
『私の名前ですか?吉野桜です!』
「いや聞いてねーし」
あの時の私は沖田の話になんて全く耳を傾けないで一人で騒いでた
『私とあなたの間に運命的な何かを感じます!』
「俺は微塵も感じやせん」
『照れなくていいんですよ』
「頭大丈夫ですかィ?」
よく顔も見ず、助けてくれた人を沖田だと思い込んでその日から私は彼一筋に生きてきた
どうしてもっと早くに気がつかなかったんだろう。
どうしてもっとよく考えなかったんだろう。
そうしたら今こんな苦しい思いなんてしなくて済んだのに…。
誰かを傷つけることもなかったのに!!
私はどれだけ沖田に好きだと言ったんだろう
その"好き"は沖田に向けられたものじゃなかったのだろうか…
今まで自分がしてきたすべてを無かったことにするなんて出来るはずもない。
それほどまでに私は沖田との時間に長く居すぎた
「大丈夫か?」
『っ!は、はい。ありがとうございます!』
そしてその1ヶ月後に
『好きです!付き合って下さい』
「…は?」
沖田に出逢った
『覚えてませんか!?私の顔!』
「…いや、あんたのこと今初めて知りやした」
『以前階段であなたに助けてもらったんです!』
「記憶にねェ…勘違いじゃないですかィ?」
『私の名前ですか?吉野桜です!』
「いや聞いてねーし」
あの時の私は沖田の話になんて全く耳を傾けないで一人で騒いでた
『私とあなたの間に運命的な何かを感じます!』
「俺は微塵も感じやせん」
『照れなくていいんですよ』
「頭大丈夫ですかィ?」
よく顔も見ず、助けてくれた人を沖田だと思い込んでその日から私は彼一筋に生きてきた
どうしてもっと早くに気がつかなかったんだろう。
どうしてもっとよく考えなかったんだろう。
そうしたら今こんな苦しい思いなんてしなくて済んだのに…。
誰かを傷つけることもなかったのに!!
私はどれだけ沖田に好きだと言ったんだろう
その"好き"は沖田に向けられたものじゃなかったのだろうか…
今まで自分がしてきたすべてを無かったことにするなんて出来るはずもない。
それほどまでに私は沖田との時間に長く居すぎた