第14章 片想いに終止符を
主人公
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「それでは走者の皆さん準備はいいですかー?」
『良いわけあるかー!』
私は実況者にバトンを投げつけた
なんでこんなことになってんの!!
大体私の出る種目は二人三脚だけなのに何でリレーなんかに出なくちゃいけないんだ!!
しかもアンカー…いやそうじゃなくて!
元はと言えば銀八先生があんなこと言うからだ…。
- 1位の人にはなんと我らが3年Z組沖田総悟くんのキッスをプレゼントしちゃいます!-
ぬあああ!絶対ダメダメダメー!!!
沖田と誰かがキスするところなんて見たくない!
でも、選ばれてしまったからには何としても優勝して沖田の唇を死守しないと!!
あれ、待てよ…でも私が勝ったら沖田とキ、キs…
『きゃああああッそれも出来ない!!』
「ちょっと煩いわよ桜ちゃん」
『…え』
聞き覚えのある声の方に顔を向ける
な、なんで…。
『何で美々ちゃんがここに!?』
そう言うと美々ちゃんはフフッと笑ってハチマキを頭に巻いた
「勿論、1位を取るために決まってるじゃない」
『だ、だって美々ちゃん一緒のクラス…』
「大丈夫よ。ある権力を使って替わってもらったから」
ある権力ってなんだ!?
「桜ちゃんこそ、私の出番がしばらくなかったからって油断してたんじゃない?ライバルは忘れた頃に現れるものなのよ」
そう言って高らかに笑う美々ちゃんに私は唖然となった
聞いてない!
何もかも聞いてないんですけど!!
次の瞬間パンッという音とともに第一走者がスタートした
『始まった!どどどどうしよう美々ちゃん!』
「どんだけ緊張してんのよ。言っとくけど今の私とあなたは敵同士だから!助けを求められても知らないフリするから」
『そんなぁ…』
「オーイ吉野ー!」
名前を呼ばれ振り向くと応援席から手を振るZ組のみんなの姿が見えた
そこには銀八先生もいて沖田が逃げないように見張っているようだった
「吉野ー愛しの沖田くんの唇を守ってやれよー」
「桜ードS野郎のことなんてどうでもいいけど絶対優勝はしろヨ!」
「チャイナ…テメェ覚えてろィ」
「焼肉みんなでいこーな!!」
みんな…
あとで許さん!!
『良いわけあるかー!』
私は実況者にバトンを投げつけた
なんでこんなことになってんの!!
大体私の出る種目は二人三脚だけなのに何でリレーなんかに出なくちゃいけないんだ!!
しかもアンカー…いやそうじゃなくて!
元はと言えば銀八先生があんなこと言うからだ…。
- 1位の人にはなんと我らが3年Z組沖田総悟くんのキッスをプレゼントしちゃいます!-
ぬあああ!絶対ダメダメダメー!!!
沖田と誰かがキスするところなんて見たくない!
でも、選ばれてしまったからには何としても優勝して沖田の唇を死守しないと!!
あれ、待てよ…でも私が勝ったら沖田とキ、キs…
『きゃああああッそれも出来ない!!』
「ちょっと煩いわよ桜ちゃん」
『…え』
聞き覚えのある声の方に顔を向ける
な、なんで…。
『何で美々ちゃんがここに!?』
そう言うと美々ちゃんはフフッと笑ってハチマキを頭に巻いた
「勿論、1位を取るために決まってるじゃない」
『だ、だって美々ちゃん一緒のクラス…』
「大丈夫よ。ある権力を使って替わってもらったから」
ある権力ってなんだ!?
「桜ちゃんこそ、私の出番がしばらくなかったからって油断してたんじゃない?ライバルは忘れた頃に現れるものなのよ」
そう言って高らかに笑う美々ちゃんに私は唖然となった
聞いてない!
何もかも聞いてないんですけど!!
次の瞬間パンッという音とともに第一走者がスタートした
『始まった!どどどどうしよう美々ちゃん!』
「どんだけ緊張してんのよ。言っとくけど今の私とあなたは敵同士だから!助けを求められても知らないフリするから」
『そんなぁ…』
「オーイ吉野ー!」
名前を呼ばれ振り向くと応援席から手を振るZ組のみんなの姿が見えた
そこには銀八先生もいて沖田が逃げないように見張っているようだった
「吉野ー愛しの沖田くんの唇を守ってやれよー」
「桜ードS野郎のことなんてどうでもいいけど絶対優勝はしろヨ!」
「チャイナ…テメェ覚えてろィ」
「焼肉みんなでいこーな!!」
みんな…
あとで許さん!!