ナルト誕生日(2021)
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「あのさ!あのさ!ミノリってば、今日が何の日か知ってる?」
穏やかな眠りの中、急に体を揺さぶられて無理矢理覚醒を促された。ちらりとベッド脇の時計を見やれば、針は5時を示していた。
『ぅうん……眠りの日かな…』
「はァ〜??!!ちっげーってばよ!!!」
自分が主役の日が嬉しくて嬉しくて仕方がないのだろうけど、さすがに今は寝かせてほしい。
この時間の主役は私だ。寝かせろ。
『いいからおいでよお前も。後でいくらでも相手してやっから…』
拒否るナルトの腕を掴み無理矢理布団の中に引きずり込んだ。
7歳の子どもが私に勝てると思うなよ。
「離せってばよぉ〜!オレは皆にプレゼントを貰いに行くんだから!」
『はいはいハピバハピバ』
最初は布団の中でじたばたと暴れていたけれど、ひたすら背中をとんとんしているうちにナルトも落ち着いてきて、やがて眠りに落ちたようだ。よし。
毎年毎年ちゃんと誕生日会してるってのに皆にこんな朝早くからプレゼントを請求しに行くんじゃないよ全く。年に一度の特別な日だってことは私も分かるけど。朝5時はさすがにアホ。
今日は私もミナトも休みを取っている。クシナと私で料理やら飾り付けやらをして、ミナトにはナルトの修行をしてて貰う予定となっている。普段は忙しくて出来ないから今日くらいはね、ってことで。
まぁ、動き出すのは昼前くらいからだから、とりあえず今この時間はまたゆっくり眠るとしようか。
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