美味しく食べる君が好き
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『姫様、いいですか?これが今日の夕食分のお弁当です。夜は冷えますからポカポカ料理にしました。馬宿には鍋があると思うので、温めて食べてくださいね。
それでこれが明日の朝食分です。ポカポカ料理と、ヒンヤリメロンのスムージーは日が昇って暑くなってきたら飲んでください。
最後に、これが明日の昼食分です。料理の説明は特にありませんが、デザートのアップルパイは洋酒に漬けたりんごを使っているのでウルボザ様に。姫様とリンク様はフルーツケーキの方を召し上がってくださいね』
「えっと…すみません##NAME1##、もう一度お願いします…」
「ゼルダ姫、俺が分かるんで大丈夫ですよ」
頭に手を当て覚えようと躍起になる姫様に苦笑するリンク様。
すみません姫様。料理のことになるとつい話し過ぎてしまうのです。
愛馬に弁当という名の荷物を積み終わると、二人はすぐに出発した。
ああ…馬に揺られることを考えるのを忘れていた…。アップルパイはともかく、フルーツケーキは開けてみたらとんでもないことになっている気がしてならない…。あわわわわ…姫様恥をかかせてしまったらごめんなさい。
リンク様は気を使ってあまり揺らさないようゆっくり走っていたらしく、後でそれを聞いてその優しさと気遣いにまた惚れ直すのだけれど、今の私にはそんなこと知る由もない。
ただただ、二人の無事の帰還を祈るばかりである。
美味しく食べる君が好き
おまけ→