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結婚
『ねぇ、リンクはさ、結婚ってどう思う?してみたい?』
視界の端でゼルダが目を輝かせるのが見えた。
え、何よ。
私達女は大抵結婚願望を抱いていたりするものだけれど、男の子はどうなんだろう。そんな疑問がふと浮いてきたものだから、話には何の脈絡もなかったけれどもついつい聞いてしまった。
突然質問を投げかけられたリンクは、一瞬きょとんとした後に段々と顔を赤くして、遂には両手で顔を覆って隠してしまった。え何何何、ホントみんなしてどうしたの。
「僕達まだ付き合ってすらないのにそんな、結婚なんてまだ早いよ!」
『え?』
「うわー、##NAME1##から結婚の話題が出るなんて思ってなかったからびっくりしちゃったよ」
えーっと?私が結婚の話したらおかしいってことなのかな?なんでびっくりする必要があるんだろう。それに、私は別に今結婚したいと言っているわけではないのになぁ。
答えを求めるようにゼルダを見れば、彼女は机に伏せて片手でドンドンと机を殴っている。えぇ…、二人とも今日はどうしたんだろう。
「でも安心して##NAME1##!君にはちゃんと僕がプロポーズするから!」
『はあ………。……えっ……?』
私には?ちゃんと?リンクが?プロポーズを?する?
ほう……。
『………リンクが私にプロポーズをするですと?!』
「あ、通じた」
「ね、僕もびっくり」
なんなななん…!?何でリンクが私に!?
「僕、いつも##NAME1##には好きって伝えてたはずなんだけど…」
『わ、私だってリンクもゼルダも好きだもん!でもそれが結婚に繋がる意味が分かんないよ!』
「おー……そう来たかー……」
「リンク、あなたとんでもない人間を好きになったわね…」
駄目だ!リンクもゼルダも何を言ってるのか分からない!
リンクは友達と結婚したいタイプの人なのかな?
それを口に出して言えば、リンクもゼルダも、まるでゴミを見るかのような目で私を見てきた。えー!なんでー!!
「いいんだ…。僕頑張って##NAME1##に惚れさせてみせるから…。
…でも…でも今だけは僕を追わないでね…!」
うわーんと声を上げてリンクは走り去っていった。
リンクー!!急にどうしたのー!!?
追おうとする私の肩をゼルダは掴んで止める。何をするのだと振り返れば、ゼルダは無言のまま静かに首を横に振った。
『リンク……』
リンク、きっとお腹が痛かったんだろうな…。そりゃあトイレに駆け込むのを追われたくはないもんね、そっとしといてあげよう。
ゼルダは悲しい瞳で私を見ていた。
----------------------------
こんな鈍すぎる人はいないと思う。
正直書いててイラァ…としてました。
『ねぇ、リンクはさ、結婚ってどう思う?してみたい?』
視界の端でゼルダが目を輝かせるのが見えた。
え、何よ。
私達女は大抵結婚願望を抱いていたりするものだけれど、男の子はどうなんだろう。そんな疑問がふと浮いてきたものだから、話には何の脈絡もなかったけれどもついつい聞いてしまった。
突然質問を投げかけられたリンクは、一瞬きょとんとした後に段々と顔を赤くして、遂には両手で顔を覆って隠してしまった。え何何何、ホントみんなしてどうしたの。
「僕達まだ付き合ってすらないのにそんな、結婚なんてまだ早いよ!」
『え?』
「うわー、##NAME1##から結婚の話題が出るなんて思ってなかったからびっくりしちゃったよ」
えーっと?私が結婚の話したらおかしいってことなのかな?なんでびっくりする必要があるんだろう。それに、私は別に今結婚したいと言っているわけではないのになぁ。
答えを求めるようにゼルダを見れば、彼女は机に伏せて片手でドンドンと机を殴っている。えぇ…、二人とも今日はどうしたんだろう。
「でも安心して##NAME1##!君にはちゃんと僕がプロポーズするから!」
『はあ………。……えっ……?』
私には?ちゃんと?リンクが?プロポーズを?する?
ほう……。
『………リンクが私にプロポーズをするですと?!』
「あ、通じた」
「ね、僕もびっくり」
なんなななん…!?何でリンクが私に!?
「僕、いつも##NAME1##には好きって伝えてたはずなんだけど…」
『わ、私だってリンクもゼルダも好きだもん!でもそれが結婚に繋がる意味が分かんないよ!』
「おー……そう来たかー……」
「リンク、あなたとんでもない人間を好きになったわね…」
駄目だ!リンクもゼルダも何を言ってるのか分からない!
リンクは友達と結婚したいタイプの人なのかな?
それを口に出して言えば、リンクもゼルダも、まるでゴミを見るかのような目で私を見てきた。えー!なんでー!!
「いいんだ…。僕頑張って##NAME1##に惚れさせてみせるから…。
…でも…でも今だけは僕を追わないでね…!」
うわーんと声を上げてリンクは走り去っていった。
リンクー!!急にどうしたのー!!?
追おうとする私の肩をゼルダは掴んで止める。何をするのだと振り返れば、ゼルダは無言のまま静かに首を横に振った。
『リンク……』
リンク、きっとお腹が痛かったんだろうな…。そりゃあトイレに駆け込むのを追われたくはないもんね、そっとしといてあげよう。
ゼルダは悲しい瞳で私を見ていた。
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こんな鈍すぎる人はいないと思う。
正直書いててイラァ…としてました。