第3幕
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ミナトが連れて来てくれたのは一楽のラーメン屋さんだった。
てっきり(火影の)家に帰ってご飯かと思っていたので少しびっくりした。
たまには外食もいいんじゃない?なんてミナトは笑うけれど、その通りですよ。めっちゃ嬉しいですわ。
まあ女中さん(ryが作る火影の家のご飯もめちゃうまなんだけどさー!
ラーメンを待つ間、2人で仲良く?椅子に座り雑談に興じる。
「ところでずっと気になってたこと聞いていいかい?」
『え、あぁはい、どうぞ』
「チャクラ練る度に君の髪の色が変わってるのって気づいてた?」
『へー、そうnそうなんですかっ!!!???』
思わずガタッと大きな音を立てて立ち上がってしまい、他のお客さんに謝りつつもう一度座った。
全っ然気づかんかった…。そんなことある??
「あははっ…その様子じゃ気づいていなかったみたいだね…」
『必死だったからってことにしておきましょ。…あ、ほんとだ』
髪の毛の端をつまみ、机の下で地面に届いていないその足にチャクラを纏わせると、薄い水色だった髪が見慣れた黒へと変わっていった。チャクラを纏わせるのをやめると、その途端にふっと髪の色が元に戻る。
なんだこりゃ面白いな。
『…てかなんで黒に変わるんですか??』
「さぁ…。チャクラの色が黒なんじゃない?俺はチャクラを見ることが出来ないからわからないけど、ある特殊な目を持つ人ならたぶん見えると思うからいつか見てもらったら?」
『あー…なるほど…』
写輪眼か…。
でも言うてそこまで興味ないから別にいいけどね。
「へいお待ちー!」
『おー!美味しそー!!』
テウチさん若いななんて思いまして、二人並んで味噌チャーシューを食べまして、手を合わせてご馳走様でしたなんて言っちゃったりして、さて…ね。
今どこにいるかって言うと。
川。
イッツ、リバー。
うーん?
今のはそういう流れだったのカナー?
川だけに?ってやかましい。
「大丈夫。ミノリなら出来るよ」
なんだその根拠のなさ気な励まし。
「無理を強いてしまってすまない。
本当は時間をかけてやった方が身にはなるんだけど、君には覚えてもらうことが多すぎてそんなに時間をかけられないんだ」
『えっ……いや、その………頑張りマス』
私のために色々と教えてくれたり修行に付き合ってくれたりしているのに、申し訳なさそうな顔で頭を下げられては何も文句を言えなくなる。
川に向き直る私の視界の端で、ミナトが「計画通り」とでも言うように笑う顔が見えた気がした。
気のせい…だよね?!うん!!
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